225:死怨
ちょっと微ホラーありかもしれません。
――――◇――――
ゲルゲナートの特殊行動『死怨』
ある一定以上の命を喰らい続けてきたゲルゲナートが取る咆哮。その咆哮を聞いた命は、己が最も恐怖し、絶望し、自分の無力さを痛感させられる幻聴が体中を駆け巡る。再び立ち上がることはほぼ不可能であろう。
ただし・・・絶望の中に希望を見出すことが出来たなら、再び立ち上がることもきっと出来るはずだ。過去に生きていた英雄がそうであったように。
――――◇――――
「いやっ・・・ちがっ・・・わた・・わたし・・・はっ・・・・」
「ふぅーっ・・・ふぅーっ・・・!!?」
「はな・・・しを・・・き・・・いてく・・・・ださ・・・・!!?」
――――◇――――
――――違わない。俺を殺したんだ。
――――助けてくれなかった。
――――助けてきたのに、助けてくれなかった。
――――助けて欲しかったのに・・・殺された。
――――お前に殺された。
――――見殺しにされた
――――殺された。
――――殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに
――――◇――――
「イヤァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「うわぁああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!!!!!」
『Woooooooooooooooooooooooooooooooo!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
――――◇――――
殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに殺された助けてもらえなかった殺された痛かった死にたくなかったのに
誰も助けてくれなかった。信じていたのに。
裏切られたんだ。誰ひとり。俺のことを助けてくれる人は、もう。いないんだな。
――――◇――――
心が折れた。そういう以外に言葉がない。膝をついてただただ後悔するしかできない。いや、後悔すら許されない。裏切られた。その言葉が心に突き刺さっていた。
どうしたらいいのかわからないよ。
気が付けば私は竜の背中から地面に落ちてそのまま倒れていた。痛みがあるはずなのに、それも感じないほどに。
視野に入る他の人も似たような状態だった。頭を押さえて謝ってる人が居る。泣いている人が居る。悲鳴を上げて泣いている人が居る。
けど、頭に響く『助けて欲しかった』『死にたくなかった』『裏切られた』という言葉が私の身体をずっと巡る。自分たちで決めたことすら満足にできず。その結果起こることを自分の都合の言いようにしか捉えずにしか敵を倒すことができなかった。
いや、倒すことすらできなかった。グチュリと肉を縫う音が聞こえた。再生してるみたい。あの時、降ってきた奴のことを無視していればよかったのかな?
でも回避しないとあの攻撃範囲はよけられない。そっか・・・何をしてもダメだったんだ。誰のせいでもない。アールを取られた時点で私たちに勝ち目なんてなかったんだ。
『Wooooo!!!!』
『ゲルゲナート』の雄叫びが聞こえる。私たちじゃ勝てないんだ。一人の人間すら助けられなかった私にはもう・・・戦える気力は残ってないよ。
一人ずつ潰されて殺される? それとも食われる? どっちでもいいや。アールだって殺されたんだもん。ううん。アールを殺したんだもん。私たちが殺されても文句言えないよね。
今からそっち行くね。
『キュルォォォォォォォオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
『Wooooooオオオオオオォォォッッ!!!?』
何かの叫び声が聞こえた。そしてその何かが『ゲルゲナート』にぶつかったみたい。その後響いた地面に落ちた振動。
「何を・・・やってるのよアンタたち!!!!!!」
「・・・・・・みなと・・・?」
「ばっ!!? ってそうじゃない!! なんで皆してそんな格好してるのよ!! 戦いはまだ終わってない!! 立ちなさいよ!!」
「ううん・・・終わったんだよ・・・・・・もう・・・戦えないの・・・」
「はぁっ!!? 何言ってるのよ!!? 少し前に恐怖に飲まれるなっていったじゃない!!? ってニコニーコ!!? アンタまで何膝ついてるのよ!!?」
「わたしは・・・・私は・・・・・もう・・・ヒーローでは・・・ないのだ・・・!!! 一人の友人すら救えない・・・私がひーろーなんて・・・!!!!」
うん。皆同じだよニコニーコ。人一人救えない私たちに戦う資格なんてもう・・・・
「いい加減にしなさいよ!!!!」
崩れていた私の頬に、ミナトの拳が突き刺さった。
全力で心折に来た『ゲルゲナート』。そして最高のタイミングでレイレイ帰還。誰を連れてきたんでしょうね?
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