↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
一般魔法使いの俺、悪役(風)令嬢にパーティを追放されたけど、その理由が正論過ぎたので大人しく魔道具店員に転職しました!  作者: 朝雨 さめ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
21/23

第二話 美食家のご注文-⑨



「うんだぁ!? 興味もってぐれただか!? ほんだらずぐに何体かとってくるでよ! すこじまっででだよ!!!」


―――そう言い残すと、彼はその巨体からは想像だにしない速度で店を出るや、俺たちを置き去りにして宵闇の中に姿を消してしまった……。



え~……と。



……カチャリ。


「……お主……無言で店のカギを閉めるでないぞ? まぁ気持ちはわかるがのう……あやつも善意でやっとることじゃから、少しだけ付き合ってくれんかの……?」


くそぅっ……逃亡失敗、かっ……。


「まぁ、師匠がそう言うのなら……」


そうして俺は再びカギを回し……ふと思う。

あれ? 今しがた彼は魔物を取りに行くとは言ったけど……。


「あれ? そういえば師匠。あの人……一人で大丈夫なんですか?」


「む……?」


魔物食、とはそのまま魔物を食べるというものだけど……それはつまり、魔物と戦うことが大前提なのではなかろうか??


……まぁ実際、プニカスやヌメロウ程度ならば一般人でも倒せるから問題ないだろうけど。



……いや、なんですか???


いやいや、別に俺も倒せますけど???


魔法たくさん使えば勝てますけど????????


勝 て ま す け ど ???????



……ゴホンッ。



ともかく、だ。

魔物討伐とは本来、ただ何も考えずに、どんな手段であっても、とにかく魔物を殺せばいいだけ。

でも、彼が望む魔物食を食べるには……対象の魔物を殺さず、その上で持ち運ぶために気絶させる必要があるってこと。


普通に考えてわざわざそんな危険な真似をする必要もないから、それの難易度がどれほどのものかは分からないけど……少なくとも、単純に殺すよりかは難易度は高くなることには違いないだろう。

だからこそ、そんな芸当を一人でするなんて……可能なのだろうか……?


そう思った俺の疑問に、師匠はしかし驚いた顔を浮かべた。


「お主、冒険者じゃったのに知らんかったのか? って、そうじゃった……お主は魔物食も知らないのじゃから、あやつのことは知らんでも仕方なかろうな……」


「え、魔物食ってそんなに有名なんですか?」


俺が思わず聞き返すと、彼は小さく首を横に振る。


「いいや、有名なのは魔物食自体ではなく、あやつ本人のことじゃよ」


「あ~、確かに……。大分特殊な人ですもんね……」


彼のことを思い返すに、確かにアレならば有名になってもおかしくはないだろうと、そう苦笑を浮かべた俺だったが、しかし師匠は再び首を振って、驚くべきことを口にした。


「ううむ……それもあるがのう……? しかしあやつが有名なのはそうではなくてな。……ワシはあまり気に入った呼び名ではないが……、人呼んで『変食家』のホッグス。あやつは、元王都守護隊の一人なんじゃよ」


「え……??? っ、え、えぇ~~~~!?!?」



【応援お願いします!】

「続きはどうなるんだろう?」だとか「面白かった!」

など思っていただけたら、下にある☆☆☆☆☆から、作品への応援お願いいたします!

ブックマークや感想もいただけると本当に嬉しいです!


更新は"不定期"【AM1時】更新予定です

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。