透明
フリーターの柏木鈴子(20)は、寂しさを紛らわせる為に付き合った高校三年生の年下の彼氏と別れたくてもなかなか別れられない。恋人はいわゆるヤンキーで面倒な部分も多く、ストレスは溜まる一方だった。
しかし、ある日突然、恋人から別れを切り出される。自由を取り戻して喜んでいた鈴子だったが、恋人の真意には全く気が付いていなかった。バイト先に現れたいかにも怪し気で派手な見た目の男から鈴子は思いもよらぬことを聞かされて――。
「そいつさぁ、キミを売ったんだよねぇ」
誰もが良い奴なわけじゃない。
最低で最悪で、やりっぱなしな“みーくん”が私を変えてくれた。
しかし、ある日突然、恋人から別れを切り出される。自由を取り戻して喜んでいた鈴子だったが、恋人の真意には全く気が付いていなかった。バイト先に現れたいかにも怪し気で派手な見た目の男から鈴子は思いもよらぬことを聞かされて――。
「そいつさぁ、キミを売ったんだよねぇ」
誰もが良い奴なわけじゃない。
最低で最悪で、やりっぱなしな“みーくん”が私を変えてくれた。
「私、何をやってるんだろう」
2014/07/25 04:27
(改)
「売られた?」
2014/07/30 04:11
「助けてやるよ、俺が」
2014/08/02 02:57
「可愛い可愛い俺のコイビト」
2016/11/24 07:14
「……――ゆ、め」
2016/11/25 07:30
「ミツルが言うほど可愛くねぇな」
2016/11/25 07:31
「何で言わねぇんだよ」
2018/11/21 10:10
「本気で、私の為にやるの?」
2020/02/22 22:58
「犬じゃないんですけど」
2020/03/13 15:17