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日の目を見ざるリズァーラー

作者:MasauOkubo
 危険な胞子が地上全土に降り注ぎ、地下の生活圏に全人類が移住した世界。

 地下都市における閉鎖的な生活空間にて、人間たちは貧富の差を著しく生む社会構造を築き上げる。

 少しでも自分が他人よりも良い生活を送ろうと考える者たちが、限られた生活リソースを独占しやすくする仕組みを作り上げるのは一種の必然であった。

 社会構造の底辺へ追いやられた者たちは困窮の中で暮らすこととなったが、彼らよりも低い身分として扱われるのが、人に似て人ならざる存在「リズァーラー」であった。

 市民権を持たぬリズァーラーたちは、地下都市の社会構造のなかでも、特に人間たちに嫌われ蔑まれる仕事に就くこととなる。

 最たるものが、罪人たちに不名誉な死を与える、処刑任務であった。

 顎と牙が大きく変異したリズァーラー「ハリコ」は、暗闇でも周囲を見通せる目を持つリズァーラー「マナコ」とパートナーを組み、罪人として認定された市民を処刑する役目を担っている。

 その仕事ぶりが世間から称賛されることは無かったが、ハリコは犬のごとく命令に忠実な働きを続けていた。
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
リズァーラーという存在
存在を望まれる罪人
新たなる任務
2022/08/17 13:16
処刑公務は疎まれて
2022/08/22 20:48
悪意無くして処刑あり
道具の割には頭の回る
2022/09/05 20:51
リズァーラーの情報伝達菌糸に関する実験
悪意こそが道理を明瞭に示す
リズァーラーの情報伝達菌糸に関する実験・研究者立ち合い
互いに覚えなき再会
2022/10/31 21:04
命溢れれば浪費も増えて
処刑は取引であり、駆引きである
最も深く、暗く、安らぎの無い場所へ
存在を委ね、物として
道具は決して嘘をつかない
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
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