表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【連載版】 「誰でもヤらせてくれる」と噂の隣のギャル。実は超がつくほど家庭的で、毎日めちゃくちゃ甘やかしてくる  作者: 茨木野


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

61/62

61.

【☆★おしらせ★☆】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。


 事件は、すぐに起きた。

 浮かれていた聖華は、近くの椅子に足を引っかけてしまう。


 そのままバランスを崩し、手に持っていたトレーを床に落としてしまったのだ。


 がちゃん!


「あ……!」


(落としちゃった……)


 割れた食器、飛び散った中身。

 どう見ても、自分の不注意だった。


 さっきまでの浮かれていた気分は跡形もなく消え去り、聖華の顔から血の気が引いていく。


(阿智くんに注意してもらったのにこのていたらく……うう……。あたしほんと……ダメダメだ……。嫌われちゃうよ……)


 何か動かねばとは思う。

 でも彼に嫌われたら嫌だという気持ちが頭の多くを占め、聖華はその場で固まってしまった。


 それが悪手だとわかっていたも。

 

 一方で、奉太郎は素早く動いていた。


「昼神さん、ケガしてない? 火傷は?」

「ふぇ……? あ、ううん。アタシは大丈夫……」


「よかった。じゃあ俺のトレー持ってってくれない? こっちの片付けは俺がやっとくから」


「え……? でも……」


 自分がやらかしたのに、奉太郎にまかせるのはあまりに申し訳なかった。


「大丈夫だから。通路を二人塞いでると、周りにも迷惑になるし」


「あ、そっか……」


「うん。だからそれまず食べてて。伸びたらもったいないし」


 奉太郎の指示に、聖華は反射的にうなずく。

 彼の邪魔になってはいけないという気持ちが、固まっていた頭を動かしたのだ。


 彼は購入した店のもとへいき、ことの顛末を話す。

 すぐに店員がやってきて、二人で後片付けをし出した。


 ……聖華は言われたとおり、奉太郎のトレーを持って席に座る。


「はあ……ほんと、アタシって……なんてどんくさい女なんだろ……はぁあ……」


 凹みながらも、でも、このラーメンを無駄にしたくなかったので、おとなしく食べることにする。


 ほどなくして、奉太郎が戻ってきた。


「終わったよ」

「終わった……」


「なにが?」

「デート……アタシのせいで台無し……」


 すると、奉太郎は微笑んで、聖華の頭をそっと撫でる。


「何言ってるの。まだ昼だろう? 終わってないよ」

「でも……台無しにしちゃって」


「トレー落としてそれで全部が終わったわけじゃないから。ミスは誰でもするしさ」


「ううううう……」


 どんな自分も、奉太郎は受け入れてくれる。

 全てを肯定してくれる。


 感極まった聖華は「ちゅきぃ~……」と思いを口にしてしまう。


「はいはい、聞かなかったことにするから」

「ちゅき~……」

「ちゃんとムードのあるところで……」

「ちゅき~……」


 何度も好きと繰り返してしまう聖華に、奉太郎は微笑みながら、聞こえないふりをしてあげるのだった。

【おしらせ】

※6/19(金)


新作、投稿しました!


ぜひ応援していただけますとうれしいです!

URLを貼っておきます!

よろしくお願いいたします!


『ハズレスキル【家事代行ハウスキーパー】で公爵家の仕事全てを代わりにやってた私を捨てるんですか?~実は家事するだけでバフが付くスキルで作った宿が、泊まるだけでレベルアップの恩恵があると大繁盛』

 


https://ncode.syosetu.com/n5363mi/


広告下↓のリンクから飛べます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ