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59.
奉太郎と一緒に昼食を購入することにした。
二人で相談し、ラーメンとオムライスのセットを注文する。
(阿智君と同じもの~♡ 同じごはーん♡ しゃーわせー)
鼻歌を歌いながら、聖華たちは自分らの料理ができるのを、店の前で待つ。
「俺が二人分うけとっておくから、昼神さんは席に戻ってて」
(またも阿智君のスマートなムーブ! もうっ、君はほんとうにあたしを喜ばせるのがお上手ですねっ)
「ありがとっ。でもでも。あたしは阿智君と一緒にいたいなーって」
(片時も離れたくないんだよ。せっかくデートに来てるわけだしっ)
そういう重要なところを、聖華は説明していない。
だから奉太郎は、聖華の意図がわからず、一瞬で首をかしげる。
だが、賢い彼は直ぐに、聖華のやりたいことがわかった。
「そうだね、じゃあ、二人で待とうね」
「うんっ」




