皆無あり、そして生なし
最新エピソード掲載日:2020/06/13
時はこの世界線での元号は昭和、西暦は1923年だ。
今、明華との戦争が勃発している。
「隊長、本当においていくんですか。もっと他にも手はなかったんでしょうか。ねえ、ねえ!」
俺は焦りげに佐井木に言った。
「こうするしかなかったんだ。先田、お前もわかってるだろう!」
と、佐井木は息を切らしながら、悔やみきれない気持ちを胸に押し込め、
また前を向き、必死に壊れかけの方位磁石を片手に、味方基地への道筋をかけぬいていた。
俺は生きたいよ。だからこそ、ただひたすら佐井木さんについていくしかなかった。
今、明華との戦争が勃発している。
「隊長、本当においていくんですか。もっと他にも手はなかったんでしょうか。ねえ、ねえ!」
俺は焦りげに佐井木に言った。
「こうするしかなかったんだ。先田、お前もわかってるだろう!」
と、佐井木は息を切らしながら、悔やみきれない気持ちを胸に押し込め、
また前を向き、必死に壊れかけの方位磁石を片手に、味方基地への道筋をかけぬいていた。
俺は生きたいよ。だからこそ、ただひたすら佐井木さんについていくしかなかった。