↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

「【悲報】電車で発狂してたチー牛、甲子園に出場してしまうwww」

作者:モンブラン
最新エピソード掲載日:2026/11/07
20XX年、冬。
深夜23時47分。
某県を走る電車の車内は、終電が近いこともあって人影がまばらだった。
その車両の真ん中あたり。
向かい合わせの座席に、一人の少年が座っていた。
黒縁眼鏡。伸びきった前髪。少し大きめのパーカー。膝の上には、コンビニの袋が置かれている。
年齢はおそらく高校生くらい。
少年は、ずっと俯いていた。
時折、何かを呟いている。
「……なんでだよ」
誰に向けた言葉なのかは分からない。
「なんで俺ばっかり……」
突然、少年が顔を上げた。
「うるせえよ!!!!!」
車内に響き渡る怒声。
乗客たちが一斉に振り向く。
少年は頭を抱え、座席から立ち上がった。
「俺だって……俺だって普通に生きたいんだよ!!」
誰も答えない。
少年はさらに声を荒らげた。
「なんで笑うんだよ!! 何がおかしいんだよ!!」
向かいの席に座っていた大学生の男が、スマートフォンを取り出した。
録画ボタンを押す。
少年はそれに気づいていなかった。
ただ、車内で一人、行き場のない感情を吐き出していた。
やがて電車は次の駅に到着する。
少年はコンビニ袋を持ち、ふらつく足取りでホームへ降りていった。
その背中を、誰も追わなかった。
この動画が拡散され、少年はネットミーム化してしまう。
しかし、彼は野球と出会い人生を変えていく。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。