転校しました
「確か、あの時から懐かれてます。
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「なぁ、お前何でそんなに無口なの?」
「こわ~い。」
「あ、もしかして、お前ムッツリスケベなんだろ!」
「え、そうなの?!」
「やだー、近寄らないでー!」
『あはははっ……』
ウルサいなぁ
ウルサいと思ったら隣の家の龍…(名前何だっけ?)じゃん。
「あのー。」
「え、何?…めっちゃ普通…」
「悪かったですね?普通で。産まれた時からこの顔なんで、文句言われても困るんですよね。あ、それより道通れないんですけど。」
「え、あぁ。」
「それと、人の話もう少し聞いた方がいいですよ?その人さっきから話そうとしてるのに、話せてないじゃないですか。あと、ウルサいです。」
あー、すっきりした。
それに、静かになったし
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なんてことのあった次の日から、学校の登下校やらなんやら着いてくるようになったんですよね…」
「…うん。奏に助けてもらった。」
「はぁ……だからいちいち抱きつくなって言ってるでしょ?」
「…だって、奏に会うの久しぶり。会いたかった…」
はぁ…だから嫌なんだよ。
椎と違って抱きついてくるし、イケメンだから周りウルサいし……
イケメン滅ぼしていいかな…?
「鬼の風紀委員長と言われてる龍ちゃんが……」
「あ?何か言いました?」
「いや、何もー!それより、龍ちゃん。とりあえず奏ちゃんから離れようか…怒ってる奏ちゃん怖いから」
そういえば、椎と会長静かだな。
何してる………
「あ~、寝ちゃってるね~。会長お疲れだもんね~。」
よし、会長には何もしないであげよう。
巻き込まれたみたいだしな。
椎はどうしてやろうか……
「…奏、だめっ。」
「あ?」
「…俺、風紀委員長。暴力行為校則違反。捕まえなきゃ…」
「あぁ…まぁ、暴力じゃないし。」
「奏ちゃ~ん。ご飯食べに行こ?」
「…行く。」
あ~……
うん。確かに腹減ったけど、この人達と行くと
とても人気者→ウルサさ倍増+俺の悪口も倍…
いや、別に俺に対してはどうでもいいとして。
俺は部屋で食った方が静かに出来るしな。
「2人は食堂に行ってきていいですよ?」
「え~、何でぇ~?奏ちゃんも行こうよー。」
「…奏が行かないなら、俺も行かない。」
「え~……じゃぁ、いいや~……」
「2人とも行かないんですか?」
「「…だめ?/え、ダメなの~?」」
めんどくさくなってきた…
2人とも行かないなら、飯作った方がいいかな……
腹減ったらしいし。
いや、でも材料足りないし……




