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転生国物語 〜50歳強制転生の世界で神に0点と蔑まれた中華屋のおばちゃん、無限連結国家群メガロモールステーツの国王に成り上がる件〜  作者: 稲盛 皆藤
第四章:いただきますの理と全魔界世界変革編

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第42話:響け文化の詩! 全魔界シンクロと虹色フルーツの・ふわとろマンゴープリン!

 まいど! Q41の正解は「② 『種族の壁も関税も、すべてを等しく包み込んで一つにする透明な平和協定』」だねぇ!

 色鮮やかなハーブや新鮮なエビたちを、もっちり透明な皮でギュッと包み込んだ生春巻き。

 言葉が通じなくたって、みんなで円卓を囲んで「自分で巻いて食べる」あの楽しさの前じゃ、冷たい関税障壁なんてただのゴミクズさね!

 おかげさまで、北の森や西の村との間に『魔界・自由貿易同盟(MFTZ)』という最高のゼロ関税の翼が広がったよ!


【♪ 青春のサイリウム(軽快でどこか切ない、夕焼けのステージを連想させる昭和のアイドル歌謡曲風ポップス) ♪】


「さあて、冷え切った魔界の全端末に、温かい歌声と極上スイーツを強制デリバリーしてやろうかねぇ!」

「……ちゅ、ちゅわあああああっ! これはただの電波障害じゃないだちゅ! システムの親玉が、魔界全土の『魔導放送ギルド』の中枢を強制ロックしただちゅよ!」


 メガロモールステーツ二階、中央モール事務所。

 元商社マンのネズミ獣人・メッキーが、血走った目でAn-Padのキーボードを激しく叩きながら、悲鳴のような声を上げた。

 彼の見つめる大型モニターには、不気味な灰色のノイズ波形が映し出されている。それはメガロモールの外周から魔界全土へと、まるでドロドロのヘドロの濁流のように広がっていく様子を示していた。


「……極めて陰湿な『敵対的買収』っすね。物理的な封鎖も、関税障壁も俺たちに破られたからって、今度は『情報の独占』ですか」


 元IT社長のゴブリン、サトルが、青っぽい顔をさらに歪めて魔導板(ダッシュボード)を睨みつけた。

 彼はギリッと牙を噛み鳴らし、吐き捨てるように言葉を続ける。


「いや、単なる独占じゃない。これは感情そのものをデリートする『精神消去プロトコル』を仕掛けてきたっすよ。モールの外の住民たちの生体データが、急速に低下しているっす!」


 管理都市(ディストピア)のシステムは、全魔界に張り巡らされた魔導放送網を完全にジャミングし、「効率第一、感情不要」という冷酷な論理波形(ノイズ)を垂れ流し始めたのだ。

 モニターに映る魔界の街角の映像では、つい先日まで「いただきます」の温もりを取り戻し、笑顔で屋台の飯を頬張っていたオークやコボルトたちが、突然頭を抱えてしゃがみ込んでいた。

 彼らの瞳から徐々に光が失われ、再びシステムの奴隷(NPC)のような『死んだ目』へと逆戻りしようとしている。


「システムめ、メディアのインフラを乗っ取ることで、住民の心という最大の『資産』を強制リセットしにきただちゅ! このままじゃ、魔界のLTV、顧客生涯価値がゼロになっちゃうだちゅよ!」


 メッキーが頭を抱えて叫ぶ。

 警備室からはインカムを通じて、猫獣人ジッジーの貫禄のある渋い声が響いた。


「フム。目に見えぬ情報の毒か。物理的な盾や剣では防ぎようがないな。実にあいつららしい、血の通わぬ統制マニュアルだ」


 魔王軍最強の武力を持つガノンたちでさえ、目に見えない電波の攻撃には手出しができず、外壁の上で悔しそうに戦斧を振り回して空回りしているという。


「……僕とペンジさんで共同開発した『魔導光ファイバー通信網』を使えば、あっちのマスター送信塔を一時的に『逆ハック』することは論理的に可能です」


 天井の暗がりからスルスルと白い糸を伝って降りてきたのは、『運輸通信ギルド』局長の蜘蛛獣人・シュンだった。

 彼は八つの複眼を静かに明滅させながら、サトルの横に降り立つ。


「ですが、システムの強固なファイアウォールを完全に融解させるには、僕の通信インフラという『器(キャリア)』だけでは足りません」


 シュンは一本の手の鋭い爪先でモニターを指し示し、残り7本の手を上下に動かしながら、静かに首を横に振った。


「全魔界の住人の耳に届き、彼らの魂の底から感情を強制的にシンクロさせる『圧倒的な優良コンテンツ』……そして、脳にこびりついた冷たい防壁をドロドロに溶かすような『極上の触媒』が必要です。それらが揃わなければ、システムの支配から放送網を奪い返すことは不可能です」


「だったら、私の歌で、みんなの心を取り戻してみせるよぉ!」


 事務所の隅のソファーから、ぷるぷると身体を激しく弾ませて立ち上がったのは、半透明な桃色の身体を持つスライムのミクだった。

 彼女の決意に満ちた声が、静まり返った事務所に響き渡る。


「私、知ってるもん。システムに『0点』って弾かれて、誰にも見向きもされなかった時の、あの冷たくて暗い気持ち……。でも、みんなが私の歌を聴いて笑顔になってくれたから、私は立ち直れたんだよ!」


 かつて現世のライブハウスで、誰に届くとも知れぬ歌に不器用にしがみつくように歌い、無機質なシステムから「商業的価値なし」と冷酷に切り捨てられた彼女。

 だが、今の彼女は違う。メガロモールステーツの歴史と想いを紡ぎ、人々に熱狂をもたらす『吟遊詩人ギルド長』なのだ。


「だから今度は私が助ける番! システムの冷たいノイズなんて、私の歌声で、全部『笑顔の最高のステージ』に書き換えてあげるんだから!」


「ヒヒッ! よく言ったさね、ミクちゃん! その意気や良しさね!」


 フワァァァァ…………ッ! 窓枠を越えて、神々しい黄金の後光を背に負い、フワリと重力を無視して舞い降りてきたのは、大女将、マザーマリアンだった。世界の理すら書き換えるその美しさは、もはや神話の女神(聖母)そのもの。しかし、その右手には相変わらず身の丈ほどもある巨大な金属製のお玉が握られ、その身には見慣れた純白の割烹着がしっかりと結ばれている。だがその発する言葉は、下町の中華屋のおばちゃんという凄まじいギャップが、緊迫していた事務所に不思議な安心感を放ち始めた。

 

「脳みそがとろけちゃうほどの極上デザートなら、おばちゃんに任せときな! メッキー、北の同盟から仕入れてきた『あの果実』を出しな!」


「ちゅっ! 待ってましただちゅ! 北の森のエルフたちが、豊かな太陽と大地の魔力をたっぷり吸わせて育てた、魔界最高峰のフルーツだちゅよ!」


 メッキーが、保冷コンテナのロックを解除する。

 プシュッという冷気と共に現れたのは、まばゆい黄金色に輝く、大人の顔ほどもある巨大で瑞々しい『七彩オーロラ・マンゴー』だった。

 甘く、そしてどこかトロピカルで濃厚な香りが、一瞬にして事務所の中に広がり、サトルたちの鼻腔をくすぐる。


「よし、シマちゃん、神崎さん! 全魔界の度肝を抜くスイーツの仕込みに入るよ!」


「はい、大女将!お任せください!」


「御意、大女将!! クリームの温度管理は私の命に代えても完璧にこなしてみせます!!」


 出張家政婦のシマちゃんが、目にも留まらぬ包丁さばきで、完熟マンゴーの薄い皮をスルスルと剥いていく。

 剥かれた端から、黄金の果汁が滴り落ち、彼女はそれをすり鉢で、極上のなめらかなピューレへとすり潰していった。

 その横では、神崎玲二が真剣な眼差しで、椰子豊穣獣(ココ・バイソン)から搾りたての濃厚な生ミルクを極限の低温調理でゆっくりと温めている。彼はそこに、厳選された極上の生クリームと、南国の風を感じさせるココナッツミルクを絶妙な配合でブレンドしていた。


「さあて、準備は整ったね! 仕上げはわーしの【概念調理《コンセプト・クッキング》】さね!」


 マリアンが巨大なお玉を、ピューレとクリームが入った大鍋に差し向け、青白い神聖な魔力を一気に注入する。


≪♪ ピキィィィィン! 荘厳にして不可侵な『天の声』が響き渡る ♪≫


『 告。究極能力《アルティメット・スキル》【概念調理《コンセプト・クッキング》】起動。

 ――対象:完熟マンゴーピューレと極上生クリーム。定義を「単なる甘味」から「一口食べた者の冷え切った脳の防壁をドロドロに溶かし、幸せな感情を10,000%シンクロさせる奇跡のジュレ」へ書き換え 』


 とろぉん……、ぷるるん……。


 神崎が丹念に泡立てた極上クリームと、シマちゃんがすり潰した完熟マンゴーピューレが、大鍋の中でマリアンの魔力と完璧に『融合』していく。

 出来上がったのは、七色のグラデーションを放ち、スプーンで軽くすくうだけで、まるで赤ん坊のほっぺたのように「ふわとろ」に震える、極上の『七彩オーロラ・マンゴー・ふわとろプリン』だった。


「さあ、ミクちゃん、まずはこれを一口食べなさいな! 歌う前の最高のエネルギーチャージさね!」


 マリアンが差し出したガラスの器に入ったプリンを、ミクが恐る恐る自らの粘液の身体で包み込んだ。


 とろぉっ……。


「――っっっ!!!!」


 ミクの淡い桃色の身体が、内側から爆発するように、一瞬にして七色の美しい虹色光(レインボー)に激しく輝き出した。


「美味しい……! 信じられないくらい美味しいよ! 極甘のマンゴーの果汁と、ココナッツの優しいコクが、私のコアの奥までじんわりと溶かしていく……!」


 ミクは両手を胸の前で強く握りしめ、瞳に大粒の涙を浮かべて叫んだ。


「なんだか、身体中から、歌いたい気持ちが湧いてくる! 大好きなみんなに、この温かさを届けたい気持ちが、もう絶対止まらなくなっちゃうよぉっ!」


「ヒヒッ、上等さね! シュンちゃん、回線を開きな! わーしらの『いただきますの熱量』を、資本にした最強の対抗TOBだよ! 魔界全土へ強制おすそ分けさね!」


 魔界の北にそびえる、無機質で巨大な鉄塔『魔導放送ギルド・マスター送信塔』。

 そこでは、システムの役人たちが、魔界全土の家庭にあるモニターへ向けて、感情デリート波である灰色のノイズを絶え間なく垂れ流していた。


「送信出力、最大を維持しろ。愚かな0点どもに、感情などという非効率なノイズは不要。すべてを効率的なNPCに書き換えるのだ」


 お堅いダークスーツを着た放送局長(ギルドマスター)が、冷たい目でオペレーターたちに指示を出す。

 彼の前世は、現世においてミクのライブを『数字が出ない。お前の歌には商業的価値がない』と冷酷に使い捨てた、テレビ局の敏腕プロデューサーであった。

 彼が再び、心を殺すための最終スイッチを押そうとした、まさにその時だった。


 ピキィィィィンッッッ!!!


 送信局の壁面を覆う巨大なメインスクリーンが、激しい黄金のスパークを散らし、灰色のノイズごと強制的にハッキングされた。


「システムの支配下にあった全魔界の『魔導放送ギルド』のマスター送信塔を、シュンちゃんの光回線で逆ハック完了だちゅ!」


 通信制御を完全に奪い取ったメッキーが、歓喜の声を上げる。

 画面に映し出されたのは、無限連結国家群(メガロモールステーツ)の美しい夕焼けを背に、お玉型の魔導マイクを力強く握って仁王立ちする、七色に輝くミクの姿だった。


「魔界のみんなー!システムの冷たいノイズになんて負けちゃだめだよ!私の歌と、マリアンおばちゃんのあま〜いデザートで、全部ハッピーに包み込んじゃうよぉっ!」


 ミクが、大きく息を吸い込み、魂の底から歌い出す。

 シュンが中枢結晶(コア・クリスタル)を介して接続した魔導光ファイバー通信網が、ミクの圧倒的な『歌声(最強のコンテンツ)』を転送する。

 それと同時に、マリアンが概念調理したマンゴープリンの『究極の味覚データ』が、寸分の劣化もなく電波に乗って全魔界の全端末へとダイレクトに送信(デリバリー)されたのだ!


 ♪〜(ミクの透き通るような歌声。エルフたちの奏でるリュートの澄んだ旋律と、異世界初の超高音質重低音が、全魔界の住人の脳髄を優しく揺さぶる)〜♪


 「♪かわいいだけじゃぁ、だめなんです。あまーい、マザーマリアンの味覚を味わってね♪」


 魔界全土の家庭や路地裏で。

 システムの支配下で「死んだ目」をして、味のない合成ブロックを喉に押し込んでいた、何百万もの住人たち。

 彼らの目の前にあるモニターから、ミクの美しい歌声が響き、そして――


 とろぉっ……。


 画面から放たれた『マンゴープリンの味覚概念』が、彼らの五感を直接ハッキングした。

 口の中に幻影のように広がる、完熟マンゴーの圧倒的な甘さ。そして、舌の上でとろけるような生クリームのコク。


「……な、なんだ、この味は……っ。甘い、そして、冷たいスイーツのはずなのに、胸の奥がこんなに熱い……!」


 路地裏に倒れ込んでいたオークの戦士が、震える手で自らの口元を押さえた。


「あ、あれ……? 私、どうして、ポイントのことばっかり気にして、こんなに冷たい顔をして家族に接していたんだろう……」


 魔界のあちこちで、ゴブリンの商人も、エルフの大人たちも、ボロボロと涙をこぼし始めた。

 前世で、数字と評価のためだけに自分を殺し、他人を蹴落とし、心まで冷え切っていた彼らの魂の底へ、ミクの純粋な歌声とマリアンの甘やかで優しい熱量が、癒やしの涙となってドクドクと流れ込んでいく。


「美味しい……っ! 生きてるって、ご飯が美味しいって、こんなに温かくて、楽しいことだったんだぁぁっ!」


 魔界全土で、何百万もの「いただきます」と「ありがとう」の産声が、一斉に鳴り響いた。

 その熱狂は、次元の壁をも軽々と越え、地球の現世のモニター前で見守る全人類をも完全にハイジャックし同調(シンクロ)した。

 新宿アルタ前の巨大ビジョン、渋谷スクランブル交差点、そして日本中の茶の間のテレビの前で、日々の労働に絶望していた人々が一斉に叫び、涙を流しながら、七色のサイリウムを狂ったように振り回し始めたのだ。


「ミクりぃぃぃぃん!!! お前は無価値なんかじゃない!!! 俺たちの心を救ってくれる、世界一のアイドルだぁぁぁっっっ!!!」


「おばちゃん負けるな!!! システムのクソみたいな点数なんか、その極上プリンでぶち壊してやれぇぇぇっ!!!」


 ピコピコピコ、ビビビビビビッ!!!

 二階の中央モール事務所で、サトルが過熱するコンソールを必死に叩きながら絶叫する。


「サトル社長! 現世からのトラフィック、完全にサーバーの計測限界を突破(カンスト)したっす! シンクロ率……い、インフィニティ(∞)!! 無限大っすよぉぉぉ!!!」


「メッキーさん、これ、ただの数字の羅列じゃないっす! 現世の全視聴者の『応援する意志』が、物理的な魔力バフの嵐となって、魔界の空を黄金色に塗り替えていくっす!!!」


 バリバリバリィィィンッッッ!!!


 システムの放っていた灰色のジャミング波(感情デリートプロトコル)が、ミクの歌声と現世からの「∞(無限大)の応援エネルギー」の前に、まるで薄っぺらい氷の壁のように粉々に砕け散った。


 魔導放送ギルド・マスター送信塔のオフィス。

 お堅いスーツ姿の放送局長(ギルドマスター)は、手元のモニターに映るミクの輝く笑顔を見つめながら、両手で顔を覆って子供のように号泣していた。


「……そうだ。私は、前世で数字とノルマばかり追いかけて、彼女のような『本当に一生懸命歌う子の輝き』を、ゴミのように使い捨てていた……」


 局長は、口の中に広がるマンゴープリンの優しすぎる甘さに、己の罪深さを突きつけられていた。システムに脅され、冷酷な感情消去電波を流し続けていた中継魔導士たちも、たまらず涙をこぼしている。


「私は、なんて醜い悪魔だったんだ……! ごっつぁんです、ごっつぁんです、ミクりん……大女将……っ!!」


「局長さん、今こそ決断の時だちゅ!」


 送信局のモニター越しに、メッキーが力強く語りかける。


「僕たち『吟遊詩人ギルド』が最高のコンテンツを作り、『運輸通信ギルド』が最強のインフラ回線を敷く。そして、あなたの『魔導放送ギルド』が魔界全土のプラットフォームとして機能するんだちゅ! この3大ギルドが完全に連携すれば、システムの手出しできない『最強のメディアコングロマリット』が誕生するだちゅよ!」


 局長は、涙でぐしゃぐしゃになった顔を上げ、大きく頷いた。

 彼は震える手で『魔導放送ギルド、メガロモールステーツへのM&A(完全傘下入り)』の決裁承認ボタンを、力いっぱいタップした。


「今日からこの『魔導放送ギルド』を、我が国の『いただきます通貨(イタダキ・ポイント)』決済網に完全同期(シンクロ)するだちゅ! これからは不当なポイント搾取ではなく、視聴者からの『ブクマ』や『評価』の熱量が、そのまま中継魔導士たちの給料(バフ)になる、完全出来高制の人情配信プラットフォームの誕生だちゅよ!」


 メッキーがコンソールを叩きながら高らかに宣言する。


「フハハハハ! それ見たことか! 真実の歌声と極上デザートの前じゃ、どんなお堅いメディアも、たちまち我々の『最高のチンドン宣伝チャネル(枠)』に早変わりですねぇ!」


 メコンが金細工の扇子をバサバサと煽りながら、二階の窓から大爆笑の声を響かせた。

 システムの陰湿な『敵対的買収』は、たった一杯のふわとろマンゴープリンと、一人の少女の歌声を資本とした圧倒的な『友好的TOB』によって、完全なる「メガロモール経済圏の全魔界シンクロ(3大ギルドのM&A成立)」へと大逆転・連結されたのだった。

 最後まで読んでくれてありがとねぇ!

 ミクちゃんの透き通るような歌声と、わーしらの作った『七彩オーロラ・マンゴー・ふわとろプリン』が、全魔界の住人の脳みそをバチッとハッピーに溶かしちゃったねぇ!

 システムの連中は「感情はノイズだ」なんて冷たいこと言って、みんなをロボットみたいに管理しようとするけれどさ。

 美味しいものを「美味しい!」って笑って、誰かの歌を聴いて涙を流す、この『心(シンクロ)』こそが、世界を救う一番のエネルギーなんだよ!

 これで『魔導放送ギルド』もウチの傘下に入って、全魔界にウチのインフラが繋がったよ。

 あんた達が画面の向こうでポチポチしてくれる評価(☆)やブックマークが、本当に魔界の空を黄金色にする「物理バフ」になるんだから、おばちゃん、感謝で胸がいっぱいさね!これからも全力の応援、よろしく頼んだよ!


 システム(閻魔)からの出題【Q42:ミクの歌声を全魔界へ届けるインフラの秘密】

 今回、『吟遊詩人ギルド』のミクちゃんの美しい歌声と、マンゴープリンの「美味しい概念(味覚データ)」を、減衰させることなく魔界全土の家庭へと超速でデリバリーした、『運輸通信ギルド』のシュンちゃん特製の『通信ケーブル』、そしてそれを連携で受け止めた『魔導放送ギルド』の華麗なギルド間コラボレーションだったねぇ!

 その要となったインフラの秘密は何だったかな?


 ① 鉄を極限まで薄く叩き伸ばして、ペンジが大阪魂で溶接した「極細の針金」

 ② 現世の通信会社に課金して、衛星から直接電波を降らせた「システム・Wi-Fi」

 ③ シュンちゃんが自ら吐き出す『魔力糸』を、ペンジの工場でガラスコーティングした「魔導光ファイバー」


「ヒントはねぇ、かつての第28話に、職人たちの『コラボレーション』があったねぇ。

 さあ、あんた達ならもう、どれが本当の正解かバッチリ分かってるよねぇ?

 評価☆☆☆☆☆とブックマーク、特盛りのプリンをお皿にぷるぷる揺らして待ってるからねぇ!」

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