↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
“視える”王女と、隠された真実~元敵国の第二王子は何故か私にだけ笑みを見せる〜  作者: 間波 結衣実
4章  光の魔法と揺れる想い

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
41/94

4-19 : 沈んだ心がほどける夜

「上層部って?」


 ルミナはコロリとジークに体を向けた。


 ジークはほっとして、ルミナに微笑んだ。


「国の政ごとの為に、色んな部署がある。そのトップなのだが、ただのジジイ達だから、気負わなくて良い。服は作る時間がないから既製品を購入するが、良いか?」


「買うの?!」


「婚約者なのに、借り物は可笑しいだろう」


 ジークは真顔であった。


(偽りの婚約者に、借り物のドレスって方が、しっくりこない?)


 対するルミナも真剣であった。


「言っておくが、公の場では君は俺の”本物”の婚約者なのだから、仕立屋から変な目で見られるようなことはするなよ」


 ジークのその一言で(それもそうね)と、ルミナは承諾した。


「明日は俺の婚約者として振舞うように。今度こそ、おやすみ」


 ジークは上を向いて目を瞑る。


「おやすみ」


 ルミナもジークを真似て上を向く。


 まだ見慣れない天蓋に、目を瞑ってお別れする。


 ルミナの心には、もう兵士のことなどどこにも残っていなかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。