↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
“視える”王女と、隠された真実~元敵国の第二王子は何故か私にだけ笑みを見せる〜  作者: 間波 結衣実
4章  光の魔法と揺れる想い

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
35/94

4-13:ジークの理性

※ジークが視線を逸らす理由は前話から続いています。決して怒ってる訳ではありません。

(……なんか怒ってる?)


 全く自分を見ないジークに、ルミナは顔を傾げ、今日のことを振り返る。


(ジークの傷を治して、一緒に朝食を摂って、それから……)


 はっとルミナは顔を険しくした。


(ユーリさんかな? 城の案内断わっちゃったし……)


 顎に手をあて、う~んとルミナが唸っていると、コンコンッとノックがし、ドアが開いた。


「あ、あの……」


 ユーリのことを聞こうと顔を上げると、バサッと何かが降ってきた。


「きゃっ! な、なに?!」


 手に取ると、細かい刺繍の入った長方形の布であった。


「……肩が出ていると体調を崩しやすいらしい。こうやって、肩に巻いておくと良い」

 

 そう言って、さりげなくジークは、肩と共に胸の谷間を布で隠し、持ってきた飾りの付いたピンで留めた。


(よし)


 不信がる様子もないルミナに心の中でジークはそう呟いた。


 むしろルミナは、ジークが自分の心配をしてくれたのだと、好意的に彼の行動を受けとり、頬を染めた。


(後は、足だな……。顔を見た際、そこまで視界に入ってくるものではないから良いか)


 大丈夫だなと、一人頷く。


「狭いが、窓際の机を使うと良い」


「うん」


 笑顔で髪と筆を手にしたルミナが机に向かって歩き出した。


「……」


 ルンルンで机に向かうルミナを見送ってしまったジークは、ベッドに伏せた。


(……駄目だった)


 ルンルンで机に向かうルミナを見送ってしまったジークは、ベッドに伏せた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。