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あの夏の僕らとのさよなら

作者:星宮あおい
最新エピソード掲載日:2026/09/01
「あの星、全部名前があるんだよ」

波の音と蝉時雨が響く、離島の夏。
小学3年生の僕らは、秘密の崖の上で、
夜空を埋め尽くす流星群を見上げた。

星の名前と「死んだ星も光り続ける」ことを教えてくれたのは、1つ年上の少女・ヒナ。

僕らはキャンパスノートを開き、彼女の言葉を頼りに
「自分たちだけの星空」を描き始めた。

ソウタが線を引き、ミクが色を塗り、タクヤが冗談を言って笑う。

少し離れた場所で本を読むルカも含めて、この眩しい日々がずっと続くのだと、誰もが信じて疑わなかった。

あの日、あの瞬間までは。
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