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当て馬ヒロインなんて嫌だから、さっさと退場して平和に暮らします! (とか思っていたら、年下の天才くんがあたしのことを好きみたいで……⁉)

作者:西しまこ
最新エピソード掲載日:2026/05/13
王太子であるジョスリン殿下と公爵令嬢エレーヌとの婚約破棄宣言を引き起こした男爵令嬢アニエス……!
いや、あたし、そんなつもりないっ。
婚約破棄宣言とともに、前世の記憶が蘇る。
ここは、大好きなアニメの世界! しかも、あたしって当て馬ヒロインの役割じゃない? ヒロインとは名ばかりで断罪されちゃう、あれよ!
ジョスリン殿下にチャームを使ったのは、物語の強制力だわ。
だって、全然好みじゃないもの。
ああ、悪役令嬢役がよかったなあ。エレーヌさま、なんてきれいなんだろう?
は!
こうしている場合じゃない! 死んじゃうのは嫌だから、まずは領地に謹慎しよう。そして大人しく平和に暮らすのよ。
物語から脱するのよ!!!

***以下ネタバレありのあらすじ***

領地に引っ込んで平和に暮らしているうちに、孤児たちの存在に気づく。
孤児たちに勉強を教えてあげたい。
そういえば、前世では小学校の先生に憧れていたわ。
ゆくゆくは、領地に学校を作れたらいいな、なんて言っていたら、執事のセドリックに領地の経済状況を勉強しろと言われて。

……あれ?
これ、なんか、おかしくない?
特産品である羊毛の帳簿がおかしいことに気づく。
いや、最初に見抜いたのは、孤児院のルネなんだけど。
ルネは学習能力が高く、あっという間にあたしを追い抜いてしまって、セドリックからいろいろ学んでいるの。

金髪碧眼のルネ。
金髪碧眼は本来は王家特有の色。でも、王家の血が入った貴族にもまれに見られる。……教会の孤児院の中では目立つのよね。
彼はいったい、何者なのかしら?

……ルネ、もしかしてあたしのことが好きなのかしら?
いやいや。
あたしは18歳、ルネは13歳。
あたしは年上が好きなんだってば!

の、はずなんだけど。

羊毛帳簿の不正を暴いたり、火事からたすけてくれたり。
あたしのために伯爵家に行ってくれたり。
それから何より、「物語の強制力」だと思っていたことが
実は陰謀であることを暴いてくれたり。

ルネ。
弟だといいなって思っていたけれど。

……年下も、いいかもしれない。
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