2021年10月22日(金) チェンナイに住む日本人は、なぜべったりした関係を求めるのか
10月22日(金)
中国に負けず、日本の記事も最近インドでは見かけるようになっている。
一番大きな特集を組まれたのは、岸田新総理の誕生。
たった1年で失脚することになった菅前総理によって低迷した人気を、今後どのように回復するのかが見物である、との厳しい評価が添えられている。
お次は、日本中の注目を浴びている、小室圭さんと 秋篠宮眞子内親王との結婚ドタバタ劇。
小室圭さんの金銭問題に触れながら、「ポニーテールが素敵」と表現するのが秀逸である。
日本の医療が注目されたのは、コロナではなくデング熱。
タケダ製薬が開発したデング熱ワクチンTAK-003の使用許可申請がインドで下りたのです。
デング熱はタミルナド州を含むインド南部において相当な脅威なので、この撲滅に日本とインドが連携することはとても素晴らしく感じる。
また、食では麹が持つ力について紙面一面を使った特集が掲載され、日本流通界の大御所セブンイレブンがムンバイに1号店を開店させた。
食品や日用消費財に加え、レジ横では総菜なども扱うようだ。
どんなものが売られるのかとても楽しみですが、アルコールを扱わないのはとても残念。
これは、規制緩和を待つしかないのでしょうね。
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今の世の中、スマホがなくては仕事も日常生活を送ることも難しくなっている。
しかし、私はちょっとしたスマホトラブルに見舞われている。
先日交換したばかりのスマホ液晶画面の端にひびが入ってしまったのです。
保護フィルム、そして、保護カバーも装着しており、一体どこで割れるような衝撃を与えてしまったのか、まるで記憶がない。
おそらく、酔っぱらった際に床に落としたりしたのだろう。
どこかのタイミングで修理に出さねばならない。
そして、もう1つはスマホの充電器。
脆弱なコードが接触不良を起こして定期的に壊れることに慣れてはいるが、家にある5つの充電器の内3つも故障してしまっているのです。
しかも、壊れたものの中には1個3,000円以上した、強度の高いはずの充電器も含まれている。
だが、嘆いても仕方がない。
こうなれば、充電器を使用せずに充電できる技術を自ら開発するしかない!
そして、一攫千金を目指し、新規に会社を興そうではないか!
と思って意気揚々にネットを検索してみると、日本の通信会社各社が既に実用に向けた研究を進めておりました。
残された2つの充電器が故障する前に、市販されてほしいものです。
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夜は、日本料理店の大山で、警備会社ナイソックの生田さんと飲み会をした。
刺身に焼き鳥、締めのカレーうどんに至るまで、本当にどれも美味しい。
今、チェンナイで間違いなくナンバーワンの日本料理店である。
そして、酔いも回ってきたところで、チェンナイ日本人会が異様なまでの親密さを見せる忘年会を筆頭に、チェンナイに住む日本人はなぜべったりした関係を求めるのか、という話題になった。
「生田さんは、このべったり感が心地良いって言いますよね? でも、このべったり感を心地良く感じる人がいる一方、若い世代を中心に疎ましく思う人もいるんじゃないですか? そもそも、何でチェンナイはデリーやムンバイなどと違って、こんなにべったりになっちゃったんですか?」
「チェンナイに多く進出している日系企業は、月産やトミタなどの自動車サプライヤーで、その多くは日本でも地方に所在していることが多いでしょ。田舎の人はとても寂しがり屋だから、このべったり感を求める人が多いんだよ」
なるほど。
どちらかと言えば、私は疎ましく感じてしまう方だ。
これは、私は都会育ちという証でもあるのでしょうね。
この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。




