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55『(ミッドポイント)』
「あはっ、あははははははははっ、
あははは ははははは はっ
あはははっ はははははははっ ははははぁっ
ははははっ あははっあはぁっぅっ……うぅうううううううううっ……
はっ……あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははっ!」
首に触れていたブンの両手が、だらんと落ちた。
「見るがいい、キトン」
血を吐くように、ブンが泣き叫ぶ。
「これこそは、惜しくも大賞を取りそこね、情熱も思惑もすべてがすべて裏目に出て、一巻で打ち切りになった受賞作家の哀れな末路だよ。刮目せよ。ここが、こここそが、『ミッドポイント』。ラノベ一冊九万文字の、五万五千文字地点だ!」




