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六角瞳  作者: 有寄之蟻
おまけ
118/119

04■六角瞳ストーリー内訳■

●真相編●


・91・雫

「……目を…………覚まさない、かと……」

「……ミーが、血まみれで…。……いきなり、倒れ…たから……」

→リリを『捕食』した後、アイの意識がなくなり気絶。見ていたキムは助けて、家に連れて帰る。しばらく目を覚まさなかったので、耐えきれずに泣いていた。

「……あいつ……なら、もういないよ……」

「……灰原に、通報した…。……誰かの、キープした……人間を…〈狩る〉、のは……規約違反……」

→嘘と本当を混ぜて話す。ミーの捕食者の姿は自分だけの秘密。


・92・誓い


「……ミーの甘さ、は…確かに、オレを惹きつける……けど」

「でも……どんなに、ミーがおいしそう、だとしても……

オレは絶対に、ミーを食べたりしない。

……オレは、ミーを守る…から」

→ミーの捕食者の姿は隠しつつ、自分の愛情も隠しつつ、バレてしまった食欲は肯定した上での宣言。


・95・夢幻の紫、・96・欲情


捕食してるミーの姿を思い出してうっとりしてたため、油断して六角瞳になってる。

にこにことした、幸せそうな表情で、キムはキスした左手に頬ずりした。

その口がアワアワと開閉し、ばっと手で顔を隠すと、キムは顔を背ける。

「…………本当に、ごめん」

→シンプルに好きすぎて態度に出た。食欲は『撒き餌』だと理解したため、気にせずスキンシップできるし、近づける、考えていたら、やってしまった。ミーは勘違いしている。


・97・違和感


泣きそうな表情のまま、キムは立ち上がった。

「……オレの、こと…恐く、なった……?」

掠れた声音。

→ミーに嫌われてないかシンプルに心配。


・99・事情聴取


「キムさんは通報時に、藍塚さんがヘキサアイズに襲われた、襲った者は逃走した、と言いましたね」

→キムはミーの特異性を隠すため、事実と嘘を織り交ぜて灰原ウォーに伝えている。


・100・行方不明


おそるおそる横を見れば、悦に浸ったような、歪んだ笑みをのせたキムが、ミーを見下ろしている。

それが、ミーの血を啜った時の、リリの恍惚とした瞳と似ていて、ミーは身を強張らせた。

→ミーの事を上位存在として崇めている一方、何も知らないミーを庇護するのは自分だけという独占欲が折り混じった複雑で歪んだ愛情の目線。


・101・発端の男、・102・共通点


発端の男は芝崎タチを指している。

「……芝崎タチも、もういない」

「……大量の血痕と、その場から動いていない事……それに、その後行方不明な事。……芝崎タチも斜陽リリ…も同じ、だろ…?」

→リリの捕食を見たことで、キムは誘拐された施設でも、ミーが芝崎タチを捕食したんだろうと予想していた。また、口に出していなかったが、脱出する時、ミーの体のから芝崎タチの血の匂いがしていた。


・105・癒しのハーブティー、・106・ミーの成長、・107・灯る火


考え込むようにどこか宙空を見つめていたキムが、すっとミーを見据えた。キムの双眸が、あの淡い紫の光を放つ。

「……キレイな、青。……初めて見た、時から…そう思ってた」

「……もっと早、く…こうしたかった」

「……でも、これからは…もうガマン、しなくても……いい、し」

終わりには掠れたキムの言葉が聞き取れず、聞き返そうとしたミーの首筋に、キムが顔を寄せた。

すりすりと顔を押しつけ、柔らかい唇がミーの肌に触れる。

→ミーへの愛情を隠さなくていい、行動を躊躇わなくていいと考えて現れた行動。


・108・ミーの怒り

ミーはキムの事を完全に好きになっているが、キムの行動は自分の『人間瞳の時は人間の匂いになっている』という体質のため、守ってくれているだけ、と自分に言い聞かせていた。そこへキムがまるでミーの事を愛しているような行動をとってきたため、混乱している。

しかも、あろう事か、キムは距離をとってミーの前に片膝をついて、頭を下げた。

つまり、いわゆる跪く姿勢をとったのだ。

→上位存在、女王を怒らせてしまったので、無意識にとった行動。


・109・キムの苦悩、・110・本当の捕食者は


「……ずっと、苦しかった…。ミーを守り…たいのに、どうしようもなく……おいしいそう、で」

「……だから触れ、たくても…触れたら、止まらなく…なりそうで。……ミーを、傷つけてしまう…かも、って思ってた」

「……違うよ、ミー。……それは餌、なの…。……むしろ、食べられるの、は…オレの方」

しかも、間近にあるキムは、恍惚とした笑みを浮かべ、愛しげにミーを見つめているのだ。

「……ミーはね、ヘキサを食べる…ヘキサなんだ、よ」

悦を浮かべたキムの紫の瞳の中に、奇妙な笑みを描くミーの歪んだ顔が映っていた。

→真相をついにミーに告げる。

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