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「スマホ脳」のその先へ~高度洗脳社会を生きる~  作者: 三津朔夜
第1章 気づけば奪われている――スマホ脳の「その先」で起きていること

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その先で、何が起きてるか

 問題は、スマホが悪いかどうかではない。

 SNSをやめれば済むかどうかでもない。

 本当に問うべきなのは、私たちがどんな環境の中で、どのように反応し、何を自分の意思だと思い込んでいるのか、ということだ。


 何に注意を向けるのか。

 何を欲しいと思うのか。

 何に不安になるのか。

 そうした部分まで、環境の側が少しずつ先回りし始めているとしたら?


 話は「使いすぎ」では終わらない。

『スマホ脳』が教えてくれたのは、スマホが脳に負荷を与えうるという事実だった。

 しかし今、見なければならないのはその先だ。


 疲れやすい反応を前提に環境が設計される社会で、私たちがどう生きるのか。

 そこまで含めて考えなければ、この時代の問題は見えない。

 次章では、その入口として、人間の脳がどのように反応しやすくなるのかを見ていく。

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