表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「スマホ脳」のその先へ~高度洗脳社会を生きる~  作者: 三津朔夜
第8章 ブレインハックをキャンセリングする――環境と習慣の再設計

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
45/57

全体を一枚の地図にする

 この章で見てきた実践を、一枚の地図として整理しておく。


【自分が反応しやすい場所を知る】

 どんなときに手が伸びるのか。どんな言葉に判断が鈍るのか。どんな状態で崩れやすいのか。

【その場所に先回りして条件を変える(守り)】

 スマホを視界から外す。「すぐ決めない」を仕組みにする。見ない時間を先に確保する。

【奪われた注意を取り戻す(回復)】

  呼吸に意識を向ける。短い仮眠を取る。スマホなしで散歩する。

【習慣を自分のために使い返す(転用)】

  ツァイガルニク効果を学習に転用する。ジャーナリングで「できたこと」を見つける。生成AIで感情を言語化・構造化する。

【崩れたときの戻り方を持つ(回復)】

「設計が強いんだから仕方がない」と認める。問いを立てて、反応の根っこを見る。翌朝リセットする。


 この地図の最も重要な点は、一番上と一番下が対になっていることだ。

「自分が反応しやすい場所を知る」は、ジャーナリングとAIのヒアリングによって精度が上がっていく。自分のパターンが分かるほど、どこに守りを置けばいいかが見えてくる。


 そして崩れたときの戻り方も、自分のパターンを知っているほど早くなる。

 つまり、この地図は使えば使うほど、自分に合った形になっていく。

 完璧な地図を最初から作る必要はない。

 一つの実践から始めて、少しずつ自分の地図を育てていけばいい。


 重要なのは、崩れないことではない。

 崩れやすい場所を知っていること。崩れた後に、また戻れること。その積み重ねで、地図が育っていくこと。


 次の章からは、全体の総括に入っていきたい。

 ブレインハックをキャンセリングする技術は、ただの防衛ではない。

 反応させられる社会の中で、それでも自分で選ぶとはどういうことなのか?

 その問いに向き合う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ