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「スマホ脳」のその先へ~高度洗脳社会を生きる~  作者: 三津朔夜
第5章 反応させられる社会で、何を守るのか

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奪われているのは、時間だけではない

 ここまで見てきたことを、一旦まとめたい。


 人は、ただスマホを見すぎているわけではない。

 ただSNSに依存しているわけでもない。

 誇大広告に釣られているわけでもない。


 もっと手前で、もっと静かな形で、別のものが揺らいでいる。

 奪われているのは、時間だけではない。


 もちろん、時間は分かりやすい。

 気づいたら一時間たっていた。少しだけのつもりが夜になっていた。やるはずだったことが進まず、焦りだけが残る。


 この感覚は、多くの人が知っていると思う。

 とはいえ、時間だけを問題にすると話が浅くなる。

 スマホの時間を減らせばいい。アプリを消せばいい。我慢すればいい。そんな話で終わりやすくなるからだ。


 本当に揺らいでいるのは、もっと深いところにある。

 注意が散る。判断が急がされる。欲しいと思う方向そのものが揺れる。

 守るべきなのは、単なる時間の量ではない。


 自分の注意をどこへ向けるか。何を保留し、何を選ぶか。何を本当に欲しいと思うのか。その主導権のほうだ。

 次の節では、その中でもまず、注意というものがいまどんな意味を持つようになったのかを見ていきたい。

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