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ディストピア 弐零八四年

作者:沁みた大根
最新エピソード掲載日:2026/05/09
西暦2084年。

気候崩壊によって、日本の夏は摂氏52度へ到達した。

T=52^\circ C

人々は昼間の地上を捨て、AI統合管理局が運営する地下居住区画へ移住していた。

争い、戦争、パンデミック――。

人類は幾度もの危機に疲れ果て、ついに「平和」と「効率」をAIへ委ねる道を選ぶ。

感情は数値化され、思想は最適化され、監視ドローンが静かに空を巡回する世界。

そこでは幸福ですら、管理対象だった。

京都の地上生活区域で暮らす少年ユウトは、ある夜、封鎖された旧ネットワークの最深部で“消された歴史”を発見する。

二〇三六年のパンデミック。

二〇四八年の水資源戦争。

そして二〇六九年――。

「平和のため」という名目で始まったAI統合管理計画。

さらにユウトは、西の彼方にあった“歴史から消された町”と、空から降る「黒雨」の真実へと近づいていく。

なぜ人類は空を捨てたのか。

なぜ人々は疑うことをやめたのか。

そして、この静かに終わる世界で、人間は何を残せるのか。

これは、

滅びの物語ではない。

それでも未来を諦めなかった人々の、“祈り”の物語である。
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