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CYOA  作者: さだきち


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4/50


チェーンソーの重さが腕に食い込み、あなたは思わず息をついた。

このまま持ち歩くには重すぎる。

部屋の隅にあるクロークへ歩み寄り、扉を開くと、古びた木の匂いがふわりと漂った。


中は意外にも広く、棚がいくつか残っている。

あなたは慎重にチェーンソーを棚へ置き、扉を閉めた。

重たい金属音が、静かな部屋に響く。


――少し身軽になった。


そう思った瞬間、天井が不気味に軋んだ。


「……え?」


次の瞬間、激しい揺れが部屋全体を襲った。

床が波打つように揺れ、あなたは思わず壁に手をつく。

散乱した家具が跳ね上がり、部屋中で暴れまわる。


天井のどこかで、何かが外れる音がした。


見上げると、巨大な瓦礫が崩れ落ちてくるのが見えた。

逃げる暇はない。

重たい衝撃が体を押しつぶし、視界が一気に暗転した。


――そこで、すべてが途切れた。


- END -


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