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凄まじい地響きが背後から迫ってくる。
「今のうちに逃げよう!」
そう思い、あなたは必死に駆け出した。
しかし、背後から聞こえる荒い息遣いは、あなたの鼓動よりも速い。
執拗に追いかけてくるヒグマの足音が、廊下全体を震わせていた。
振り返りざま、反撃しようとチェーンソーを構える。
だが――重いチェーンソーが、手元でわずかに引っかかった。
その一瞬の隙を、ヒグマは見逃さなかった。
鋭い爪が、あなたの喉元を深く抉る。
温かい血が噴き出し、視界が赤く染まる。
床に崩れ落ちるあなたの意識は、そこで途切れた。
- END -




