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CYOA  作者: さだきち


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30/50

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鉄の壁に囲まれた部屋へ足を踏み入れた瞬間、低く濁ったうめき声が響いた。

空気が一気に張り詰め、あなたの背筋がぞくりと震える。


暗がりの奥から、巨大な影が飛び出した。

凶暴なヒグマだ。

その勢いは壁を揺らすほどで、あなたは反射的にチェーンソーのスイッチを入れた。


「来るな――!」


唸りを上げた刃が、迫りくる腕に食い込む。

重い手応えとともに、ヒグマの腕が切断され、血飛沫が鉄の壁に散った。

ヒグマは苦しげな叫び声を上げ、床へと崩れ落ちる。


荒い息を整えながら、あなたは倒れた巨体を見つめた。

まだ終わりではない。

ヒグマは必ず立ち上がる――そんな予感が胸を締めつける。


次の行動を決めなければ。


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