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瓶を手に取り、期待を込めて口元へ運んだ。
しかし、傾けても何も流れ出てこない。
底を覗き込んでも、乾いたガラスが光を反射するだけだった。
「……空っぽか。」
わずかな希望が砕け、胸の奥に小さな落胆が広がる。
それでも、仕方ない。
あなたは瓶をそっと置き、次の行動を考えようとした――その瞬間。
天井の奥から、嫌な軋み音が響いた。
振り返る暇もなく、上方から大量の瓦礫が崩れ落ちてくる。
「っ――!」
巨大な破片が肩を打ち、続いて押し寄せる重みが全身を覆い尽くす。
息ができない。
視界が暗く沈んでいく。
あなたの意識は、そこで途切れた。
- END -




