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無能のレッテルを貼られた俺、女戦士たちを強化して魔物討伐していたら魔王に目をつけられた  作者: 積と和〝


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第7章 クリスの本当の気持ち

クリス視点

「もっと闘いたい」

ブースト中も感じるようになった快感、すべて倒してブーストが切れた後の脱力感と絶頂感、これも気持ちいい。そう、“死んでもいいかも”と思ってしまうほどにだ。

感じすぎて痙攣(けいれん)や股間の湿りを伴っているがバインは気づいているだろうか。

これらのことはもちろんバインには言っていない。が、回を重ねるとさらに、絶頂感もどんどん強くなっていく。

それなのに、絶頂前より欲求不満が強くなる。

だからなのか、夜はずっとバインを求めてしまう。

「せっかくもう1頭ドラゴンがいるのに、倒したい…」


ーーー


俺は休みをほとんど取らず歩き続けた。

山を下り、3日ほどかけて村に戻った。クリスを背負っていたが早く連れ帰りたくて俺も少し、いやかなり無理をした。

やっと着いた村にはおよそ一週間ぶりに帰ってきたことになる。


ちょうど王都から騎士団も入ってきたところらしい。

「おお、二人とも無事だったか。心配したぞ。ドラゴンの様子はみてこられたのか?」

ボウズさんだ。

「無事戻りました。ドラゴン2頭もいましたよ」

騎士団もこちらに気づく。

「今回の騎士団リーダーのジェミニだ。2頭いただと?見てきたのか」

「はい、西の山を奥に進んで二つほど峠を越えた先に木のない斜面があります。そこが巣のようです。縄張り争いをしていました」

「縄張り争い?」

「はい、獲物が少ないのかもしれません」

「なるほど、確かに今、なぜか全国的に魔獣が減っている。餌が足りないのかもしれんな」

「あの、一頭だけですが、討伐できまして、持ち帰ってきました」

「……なんだと!? まさかドラゴンを2人で討伐したのか?」

「2人といいますか、倒したのはクリス1人です」

「いえ、バインに支援を受けたからできたのです。1人では無理だしもう2頭目も無理でした」

「いや、それは1頭でも凄すぎるぞ、とにかくそれを持ち帰ったのなら見せてくれ」


俺たちはジェミニさんの後について村長の家に向かった。

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