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あしひきの 山谷越えて 野づかさに 山辺赤人
山辺宿祢明人の、春鶯を詠む歌一首
※山部明人:山辺赤人のこと。天平9年(737)没。「明人」と書かれているのは、この一首のみ。
あしひきの 山谷越えて 野づかさに 今は鳴くらむ うぐひすの声
(巻17-3915)
右は、年月と所処と、いまだつまびらかにすることを得ず。ただし、聞きし時のまにまに、ここに記載す。
山と谷を越え、人里近い野の高みで、今頃は鳴いているようです。
待ちに待った鶯はその鳴き声も、美しく愛らしく。
訳が不要なほど、素晴らし過ぎるので、コメントは控えます。




