1171/1385
大宰の時の梅花に追和せし新歌六首(5)
遊ぶ内の 楽しき庭に 梅柳折りかざしては 思ひなみかも
(巻17-3905)
※遊ぶ:花見の宴。
(心を許しあって)花見の宴に集まった仲間たちが、その楽しい庭で、梅や柳を折りかざして楽しんだなら、何の心残りもない、とでも思うことでしょう。
春の日、心を許し合う仲間が集まり、最初は梅や柳を愛でる。
少しずつ酒に酔い、ついには梅や柳を折り、髪に挿して、歌い踊る。
そこまで盛り上がってくれば、心残りなど無い。
大いに、宴も楽しい限りである。
そんなうらやましい歌に解した。




