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万葉恋歌  作者: 舞夢
1151/1385

越中国の歌四首(3)

弥彦 おのれ神さび 青雲の たなびく日すら 小雨そほ降る。

                    (巻16-3883)

弥彦の山は、「神々しさ」そのものなのです。

青雲がたなびく、こんな良く晴れた日でさえ、小雨がぱらつくのですから。


下界とは異なる神秘性をたたえる。

土地の神を褒めて、加護を願う、古典的な歌になる。


弥彦山は越後の山で、弥彦神社がある。

万葉の昔より「おやひこさま」とひろく人々の篤い崇敬を集め

朝廷をはじめ時の幕府・武将からも手厚く庇護された。

弥彦神社の所在地弥彦村は新潟県のほぼ中央、佐渡ヶ島の対岸辺りに位置する。弥彦村は日本海には接していないが、村の西側の弥彦山からは日本海、佐渡ヶ島が望める。

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