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万葉恋歌  作者: 舞夢
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能登国の歌三首(2)

はしたて 熊来酒屋に まぬらぬ奴 わし さすひ立て 率て来なましを 

まぬらぬ奴 わし

                           (巻16-3789)

※まぬらぬ奴:「まぬらぬ」は未詳。能登方言らしい。罵られる、叱られると解するのが主流。


あいつは、熊来の酒屋で叱られている、そうかそうか、こっちに誘って立ち上がらせて、救おうと思うよ、叱られているあいつを。


酒を盗んで捕まったか、あるいは酒蔵で酒を飲み過ぎてヘマでもしたのか。

その姿に仲間が同情して、一緒に謝る時の歌らしい。

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