終末のコンビニ
最新エピソード掲載日:2026/05/17
世界は終わった。
――そんな世界もあった。
機械が空を埋め尽くした世界。
魔王が大陸を支配した世界。
神々同士の戦争が続く世界。
海の底で人類が暮らす世界。
永遠に雪が降り続ける世界。
そして。
化け物によって文明が崩壊しかけた世界。
無数の文明。
無数の世界。
その全てに、突如として現れるコンビニがある。
明るい照明。
温かい肉まん。
湯気の立つコーヒー。
綺麗な床。
補充され続ける商品棚。
その店の名は、『every』。
どこに現れるのか誰も知らない。
ある日突然、街角に存在している。
荒野の真ん中。
戦場の隣。
魔王城の近く。
宇宙港の裏路地。
海底都市の外れ。
世界すら超えて、そのコンビニは営業していた。
店内では争いは禁止。
人間も。
怪物も。
兵士も。
異星人も。
魔族も。
神ですら。
このコンビニでは平等に客だった。
店を営むのは、気怠そうな青年・玖条。
どんな生物の言葉も理解し、怪物達と普通に会話を交わす男。
そして。
化け物達ですら、彼を恐れていた。
なぜコンビニが世界を超えて現れるのか。
なぜ商品が尽きないのか。
なぜ店内では誰も争えないのか。
その理由を知る者はいない。
ただ一つ確かなのは。
今日もどこかの世界で、自動ドアが静かに開いているという事だけだった。
――営業中。
――そんな世界もあった。
機械が空を埋め尽くした世界。
魔王が大陸を支配した世界。
神々同士の戦争が続く世界。
海の底で人類が暮らす世界。
永遠に雪が降り続ける世界。
そして。
化け物によって文明が崩壊しかけた世界。
無数の文明。
無数の世界。
その全てに、突如として現れるコンビニがある。
明るい照明。
温かい肉まん。
湯気の立つコーヒー。
綺麗な床。
補充され続ける商品棚。
その店の名は、『every』。
どこに現れるのか誰も知らない。
ある日突然、街角に存在している。
荒野の真ん中。
戦場の隣。
魔王城の近く。
宇宙港の裏路地。
海底都市の外れ。
世界すら超えて、そのコンビニは営業していた。
店内では争いは禁止。
人間も。
怪物も。
兵士も。
異星人も。
魔族も。
神ですら。
このコンビニでは平等に客だった。
店を営むのは、気怠そうな青年・玖条。
どんな生物の言葉も理解し、怪物達と普通に会話を交わす男。
そして。
化け物達ですら、彼を恐れていた。
なぜコンビニが世界を超えて現れるのか。
なぜ商品が尽きないのか。
なぜ店内では誰も争えないのか。
その理由を知る者はいない。
ただ一つ確かなのは。
今日もどこかの世界で、自動ドアが静かに開いているという事だけだった。
――営業中。