表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ニュークリア・スノウ

作者:梅雨川豪馬
 三百年前、世界最大の原子力発電所で事故が起きた。大きな地盤沈下を引き起こすほどの大爆発。核燃料は海の底へ沈み、海水を無尽蔵に蒸発させ、それは雲となり地球の空を覆い尽くした。陽の光が届かなくなった地球は一気に寒冷化。雲は雪の結晶となり、三百年もの間、ニュークリア・スノウ(放射能汚染された雪)はずっと降り続けている。
 この雪の世界で生き残るために、人間は六つの塔を建造してそこに閉じ篭もった。そして、限られた資源を奪い合う過酷な戦いが続いている。
 少ない資源によって、あらゆるものが合理化・最適化された世界。そんな世界で発達したのが、スキー型の戦闘装備兼移動手段『アイクス(Iks)』である。板の底には高速で回転するタイヤが存在し、ただ滑降するだけでなく上り坂でも登ることが可能になった。ストックに付いたアクセルとブレーキでスピードを制御し、さらにストックはボタン一つで双剣に変化する。
 白燕の塔は黒鷹の塔に支配された。白燕の兵士だったミツバは、黒鷹へと移送され労働させられることになる。彼は一度は自死を決意するが、黒鷹の兵士であるサクラと出会う。ミツバは彼女の元で働きながら、いつか黒鷹に復讐することを誓う。
 ミツバは裏の世界で生きることになるが、黒鷹でいくつかの不可解な状況を目の当たりにすることになる。だが、激しくなる戦火。ミツバもそれに巻き込まれていく。そして明らかになる、三百年前の真実。絶望的な世界で、それでもミツバは剣を振るう。
 これは理不尽な世界に抗う、一人の少年の物語。
プロローグ
2025/11/05 22:15
短い初陣
2025/11/08 19:00
好機と窮地
2025/11/09 09:00
準備された覚醒
2025/11/11 19:00
絶望の起源
2025/11/13 19:00
想い
2025/11/15 19:00
開戦
2025/11/16 09:00
絶望の果てに
2025/11/16 19:00
エピローグ
2025/11/16 19:00
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ