ドルチェ・デ・ドゥージェ! 〜王国軍第十二師団麾下製菓中隊〜
欧州、食文化の花開く小国・フィオリシェルゴ。
田舎から鞄一つで王都に出てきた少女・コンスタンツァの夢は、一人前のパティシエール(菓子職人)になること。今は菓子店に住み込みで働きながら、王立の製菓学院への入学を夢見ている。
ひょんなことから学院主催の大会に出場した彼女は、翌日王宮に呼び出される。期待に胸を膨らませるも、学院長の横にいたのはこの国の王子だった。
「国軍に製菓中隊を新設しますので、製菓指導に行ってください」
そこはリンゴ畑しかない国境の街、のはずだったが……。
これは、後に<国王陛下の菓子箱>(ドルチェ・デ・ドゥージェ)と呼ばれる世界一役に立たない軍隊──製菓部隊が、ある小さな町を救ったという、ささやかで、とても馬鹿げた戦争の記録である。
※アリアンローズ新人賞 一次通過(二次落選)
田舎から鞄一つで王都に出てきた少女・コンスタンツァの夢は、一人前のパティシエール(菓子職人)になること。今は菓子店に住み込みで働きながら、王立の製菓学院への入学を夢見ている。
ひょんなことから学院主催の大会に出場した彼女は、翌日王宮に呼び出される。期待に胸を膨らませるも、学院長の横にいたのはこの国の王子だった。
「国軍に製菓中隊を新設しますので、製菓指導に行ってください」
そこはリンゴ畑しかない国境の街、のはずだったが……。
これは、後に<国王陛下の菓子箱>(ドルチェ・デ・ドゥージェ)と呼ばれる世界一役に立たない軍隊──製菓部隊が、ある小さな町を救ったという、ささやかで、とても馬鹿げた戦争の記録である。
※アリアンローズ新人賞 一次通過(二次落選)
序章
序章
2013/10/13 14:36
(改)
第1章 思い出は宝石のように(パート・ド・フリュイ)
1
2013/10/13 19:23
2
2013/10/15 21:00
2-2
2013/10/17 19:17
2-2-2
2013/10/18 12:00
2-2-3
2013/10/21 15:20
2-2-4
2013/10/25 12:00
2-2-5
2013/10/25 21:23
2-3-1
2013/10/27 00:01
3-1-1
2013/10/27 10:00
3-1-2
2013/10/28 11:01
3-1-3
2013/10/29 20:55
4
2013/10/30 00:46
5-1
2013/10/30 12:14
5-2
2013/10/31 01:17
5-3
2013/10/31 03:11
(改)
第2章 ささやかで、大切なもの(ラ・セリーズ・シュル・ル・ガトー)
1-1
2014/01/10 23:00
1-2
2014/01/28 00:52
(改)