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水茎はわらいなく  作者: いすみ 静江☆須能 雪羽(二名)
第二章 雪の言伝
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九ひらめ 再見(こゆき)

天蓋から

一ひら

二ひら


白くて冷たいもの

舞い降り

頬を打ち


ショーの心をかき乱した

三ひら

四ひら


妹に対する

絶大なる愛情

裏付ける恐れ


明日起きて

再び会うために

僕らは夕餉を求める


ショーを支えるには

妹の笑顔しかない


頬をつついてやった

まるで雪玉みたいだ


ミュー

雪の形を知っているかい

五ひら

六ひら


お兄ちゃん

またあ

知ってるもん


まあるくて

ふわっとして

もふもふって


六角形だって

僕は見つけたんだ

七ひら

八ひら


九ひらめの雪がおかしい

熱い雫が落ちる


私は雪の精


あなたは

サンクチュアリに

忍び込みましたね


何かの間違いだ


罰として

最愛のものを一つ言うがいい

サンクチュアリで保護する


もう

もうもう

会えないのか


ミューよ

妹よ


お兄ちゃん

またあ


またあ


またあ


遠ざかる深い雪の中


僕が本で読んだ筈の

サンクチュアリ


九ひらめ

雪の精よ


僕の情熱だったのか


壊してしまったミュー



必ず


再見

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