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二ひらめ 冬の星は火の色す(ゆきは)
嫌いなのは冬の夜
重い空に星も見えない
大好きなのは父さん
膝の上は私だけのソファ
旅から旅への私たち
最初のことは覚えてない
冬の夜には星が降る
私は信じる父さんの言葉
暖かいのは焚き火
それから父さんの胸と脚
毎夜毎夜待っている
今日は降るかと冬の星が
頬も凍えたその日
空は垂れるいつもよりも
遠く消え去る獣の声
爆ぜる音も冴え風は凪ぐ
上をごらん優しい声
隅から隅まで真っ黒な空
小さな穴がそこに空く
白は遠く火の色が近くに
父さんの言った通り
星は降ったたくさんの星
私は数える眠るまで
手元で消える綺麗な儚い星を




