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二十二通目 命の水(ゆきは)
はるか遠くへ目を凝らす
流れの落ちたる始めはいずこやと
清き水を湛えるは城下の東を流るる川
これを飲むことは王も民も変わりなし
まさに命の水なれど願いには届かず
ただ乾きを癒やすことがその限り
おお麗しの女神よ潤いの姫アイラよ
青き御身はあなたの言葉あなたの便り
行き着く先に清浄の泉あらんや
永久に命繋ぐ奇跡の水の在り処
教えて給う王のために
教えて給うその命のために
城の北壁に眼下臨むは水取りの口
そこに祀るアイラの社に金貨を投げる
一日一枚を四日で二枚を
近衛の宿の度に願いをこめて
ある時見習いの騎士が言った
卿の金貨は姿を認めず
おお女神よ麗しの君よ
あなたは祈りを受け取った
賢き王は永遠たらんや
アイラに感謝を王国に栄光を




