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十八通目 妖精の声(ゆきは)
スルーナはお金持ち
人間はお金があれば幸せなんだって
スルーナはマリルの友だち
マリルはスルーナが大好きさ
マリルは僕の妹だ
だからスルーナは僕の友だち
青い煙を吐きながら走る馬
あいつがスルーナの家に行く
青い煙を吐きながら走る馬
それはあいつの馬車を引く
青白いあいつの手
その皮で出来たおかしな便り
あれがあいつの仕事なのさ
あれは馬車への招待状
あの馬車に乗ったなら
行く先はひとつあの世だけ
だからスルーナ君にだけ
教えてあげる貰うなって
お金があればなんでもできる
人間は誰もが言っている
でもスルーナ君の身体は
いつもヘトヘトよっこらせ
マリルとマジル僕たちは
君を守る友だちだから
風の吹く日は気を付けよう
あいつの馬の元気がいい
雨の降る日は気を付けよう
あいつの便りが強くなる
雲のある日は気を付けよう
あの世からのお迎えだ
マリルとマジル僕たちは
いつも君のそばに居る




