表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
水茎はわらいなく  作者: いすみ 静江☆須能 雪羽(二名)
第一章 青の手紙
13/48

十二通目 竜の背にて(こゆき)

竜の背中のようだねと

青く長い橋を見て笑う

弟よ


着飾った男衆

親父に俺に弟よ


青い青いうねりの向こう

もう直ぐやってくる

この日をはしゃぐな

俺よ


着飾った女衆

義母に娘に姉君よ


俺と嫁ぐ娘が


きらきらきらと

青い橋から降るように

中央の東屋に歩み寄る


手紙を各々持ち寄りて

窓辺に綴った青い二国


こちらの手紙は貴女ですか

娘の青いペンを姉君が差し出す

俺は軽く頷く


こちらの手紙は貴方ですか

俺の青い封筒を弟が差し出す

娘はかしずく


おお

このように可憐で愛らしい娘とは


俺のような武骨な領主に

毬のような微笑みが

分からぬな

弟よ

いや

新妻よ



竜の背にて

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ