やっぱやる方が楽だと思いました。①
はじめまして。
初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。
実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。
粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。
読んで頂ける寛大な方々、ありがとうございます。
それと
貴重な評価やブックマークありがとうございます泣
校舎の廊下、長い一本道、教室の戸や窓、踊り場や消化器。この空間に備わる全てが、ここが学校だと言っている。そんなこの場所に学生服姿なんてほとんどなく、子供や大人までがこの文化祭という祭りで華やかに賑やっている。
不快感の無い違和感。
場慣れ人慣れしてない俺は動揺ばかり。
それ以外にもこの動揺を加速させる事ばかりの昨日今日。消えない不安をたくさん抱えながら、金城さんと茜を連れさっき回らなかった三階の廊下を歩いている。
この階は基本三年の教室が並んでいて、そのほとんどのクラスが飲食メインの出し物となっていた。
なんと無く気まずくて、とりあえずクレープ買って二人に渡したけど…
いやいや全然暗いんですけど!
どーしよ、怒ってんのかなぁ。
ってか、なんか周りからめっちゃ見られるし。やっぱ学校ではいつもの感じでとお願いしよ。あぁ、美人過ぎる彼女持つと大変だなー、なんて。はは、ちょっと優越感。
気まずさいっぱいの空気に挟まれながら休憩室として解放された教室に入り、用意された長椅子に並んで腰を下ろした。
少しして隣り座る金城潤香は乗り出すように顔を出し、彼を挟んで反対にいる茜に声をかけた。
「あ、茜ちゃん?えーっと、な、何か見たいとことかある?」
「…別に。お兄ちゃんがいればいい」
「ははっ、そ、そっかぁ。あ、茜ちゃんはお兄ちゃんの事、大好きなんだねっ」
「・・・・・」
必死に言葉を出しながらも、あまりにも暗く小さい声で答える茜の様子に気まずさ増すばかり。
金城さん、ごめんなさい。こんなに頑張ってくれているのに…
よく考えたらここ、コミュ障しかいなくね?
「そ、そっかぁー、俺も茜が大好きだよっ」
「うん!大好きー!」
彼の言葉に急にテンションを上げ体に手を回すように抱き付いた。
「ちょっ、茜っ。人に見られるからっ」
しかし、その言葉を無視して抱きつく腕に力が入る。
「ご、ごめん金城さん。茜あまり人慣れしてなくて」
「ううんううん大丈夫だよっ、そういうの私もわかるしっ。それになんかぁ、可愛いから」
バイト先では彼女のパーフェクトスマイルは良く見るけど、こういう優しいというか儚げというか、そんな見慣れない一面に見惚れてしまう。
「あ、茜?茜ももう少しだけ頑張ってくれたらお兄ちゃん嬉しいんだけどなぁ」
正直茜の気持ちはわかる、これまでの事もあるし。でも学校は行けてるみたいだからだいぶよくなったかと思ってたんだけどな。
すると兄の服に顔を埋めていた茜はそっと視線を上げ、兄の服をギュッと握りながら金城潤香に向け口を開いた。
「お兄ちゃん振ったら殺すから」
出てきた言葉は信じられないくらいに低く単調な音声だった。そして曇りきったような瞳で彼女を見る茜。
金城潤香はさっきの教室で見た茜の豹変さを思い出し不安と恐怖心が蘇る。
「え…」
「あっ茜!」
「あ、間違えた。じゃあ…お兄ちゃん振ったら…絶っ対、許さないから」
「え…は、はい」
「茜っ!それあんま変わってないからっ」
良くしようとも掻き回した空気は濃くなるばかり。
(目、目が怖い…でもどういうこと?むしろ反対な事言われるかと思ってたのに。実は応援してくれるの?うぅ、わかんない。でも白井君の妹、仲良くなりたい)
「あ、ありがとっ。大丈夫、振ったりなんて無いよ。私お兄さんの事凄く好きだから」
「茜の方が好きだから!」
「・・・・・」
もう悪化しかないやん!
あぁ、どーしよ。
コミュ力の神様、俺に力をー!
あ、俺神様信じないタイプだったわ。
ご覧いただきありがとうございました。
恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。
むしろそれで勉強して成長したいと思います。
投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますがご了承下さい。




