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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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こんな俺にもラブコメありました。⑧

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々、ありがとうございます。


それと

貴重な評価やブックマークありがとうございます泣

「ええーっと、じゃあ、俺達も…」


 すると山本が飛び寄り俺の腕を掴む。


「おいおい、お前はダメだって。ってか逃さねーから」

「えっ、いやでも妹もいるし…」

「それも含めて!全部吐いてからなー」


 山本の言葉と共に吉野さんや櫛川さんが詰め寄ってきた。皆目をキラキラさせながらニヤついている。


 そして俺の腰に手を回し怯える茜の腕に力が入った。


 すると、それを察した金城潤香はしゃがみ込み茜に視線を合わせ声をかける。


「あ、茜ちゃん。だ、大丈夫だよ」

「で!で!まずはさー、二人の馴れ初めからだよねー」


 優しく声を掛ける金城潤香が兄の彼女なのだとやっと理解した茜、途端にその瞳から光が消えた。


「…え」


 驚き戸惑ったのは金城潤香だった。今さっきまで無垢な少女のような茜は、今はその顔に生気もなく何やらずっと呪文のように呟いていた。


「こいつもどうせすぐにお兄ちゃんを傷付けるんだ。そんなヤツは早く消えてしまえ消えてしまえ消えてしまえ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ」


 金城潤香は微かに聞こえたその言葉から恐怖心だけを受け取り少しだけ距離を取った。


「はー、なるほどね。バイトで一緒だったのか」

「私そこ知ってる、何度か行った事あるよ」

「うんうん、ウチら前行ったよね?実はシロっちいんの知ってたけど隠してるのかなぁって思ってて。でも金城さんは見かけなかったなー」

「あ、その、えっと…き、金城さん…」


 茜の豹変っぷりに未だ動揺を隠せない金城潤香、巧太の不意なフリにやっと我に帰る。


「え!?あ、うん。えっと、そ、そうだよね。白井くんの友達なら…いっか」


 そう言葉を溢した金城潤香はその大きめの伊達眼鏡を外し、胸元に垂らしたお下げをほどきバサっと後ろに流した。そして髪を頭の上で束ねポニーテールを作る。


「「あー!?」」


 珍しい仕事バージョンの金城さん、学生服でその立ち振る舞いは中々にレアだ。


「えー!えー!えーーー!」

「うそ!私金城さんにレジして貰ったよー」

「き、金城さん!チョー美人じゃないっすかー!」

「ってなんでいきなり敬語なのよ!」

「んぐぅっ!」


 吉野さんの豪快なチョップが山本の脳天を割った。


「えーなんでー?金城さん凄く綺麗だったんだねー。もったいないよぅ、いつもそうしてればいいのに」

「あぁ、なるほど。それで隠れアイドル…」


 今度は寄ってたかって金城潤香に詰め寄る山本達。


「ちょ、ちょっと待ってっ」

「あ、ごめんごめん」

「そうだよね、急にごめんなさい。彼氏に怒られちゃった」


 髪を上げたとは言え、その心は学校バージョンのまま。急な持ち上げに戸惑うばかりで顔を赤くしたまま何も言えない金城潤香だった。


「これはまた随分な美男美女のカップルだな」

「やるな、シロ。じゃあさっきの結城台の子達はどこで?」

「あぁ…あの双子は…」

「ええ!?双子!?」

「似てるなーとは思ってたけど姉妹じゃ無くて双子かよー!」

「双子ちゃんなのー?なにそれー、すごーい初めて見たー」


 渡した情報全てに興奮して喰らい付く山本達、双子の緑川姉妹についてはそっと黒坂にだけ伝えた。


「ああ、あの時のか…」

「うん、それともう一人うちの一年いたでしょ?ちっこいの。あいつの友達でもあるみたいでさ」

「はぁー、世間は狭いもんだな。てか…なんか大変そうだな。まあ、頑張れ」


 他人事のように言うなよ、酷いヤツめ。今度一ノ瀬さんの前で困らせてやろう。


 そして収集が付かなくなる前に金城さんを連れて教室を出た。もちろん茜も一緒に。金城さんには申し訳無い。言葉ではいいよいいよと言ってくれているけど…


 解放され安堵のはずが、彼の妹に対する恐怖心が未だ消えず、その表情はとても困った様子が隠せていなかった。


 やっぱ二人きりの方が良かったよね、ホントごめん。でもなんで茜よりちょっと怯えた感じなんですか?

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますがご了承下さい。

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