やっぱやる方が楽だと思いました。②
はじめまして。
初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。
実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。
粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。
読んで頂ける寛大な方々、ありがとうございます。
それと
貴重な評価やブックマークありがとうございます泣
気まずさで足取りが重い。文化祭という環境にそぐわない精神状態の三人がいた。
なんでか何かを恐れながら二人を連れゆっくりと体育館に向かって足を進めていた。
ふと茜が袖口をクイクイっと引っ張り何か言いたげな表情で俺を見ている。
「お兄ちゃん、抱っこ」
「え!?い、いや、家じゃないんだからっ」
分かりやすく頬を膨らませ切ない表情をする茜。
(え?家じゃしてるっていうの?大丈夫なのそれ!?)
「んー、じゃチュウは?」
「でっできないよ!ここ学校だからっ!」
そしてまたとぼとぼと歩き出す茜。
(え待って待って!それはダメでしょ?家ならするの!?え?え?ほっぺとかだよね!?)
「ほ、本当に、仲良いのね」
「あ、うん。え?変かな?」
「ううんっ、別に変じゃないけど。ちょっと、仲良過ぎかなぁとは思うけど…」
やっぱダメなのか。
距離感、気をつけよう。
その後、三人でいくつかの教室を回り文化祭と言うものを楽しんでいた。
慣れない空気も金城さんのお陰で楽しい時間に感じられる、『彼女』って凄いよな。
校舎から続く少し長い渡り廊下を歩いていた。
校舎と体育館の間の広場では、いくつかの部活動が模擬店を出し賑やっている。運動部が多いからか気合のある掛け声と、元気いっぱいな呼子の声で明るくこの空間を色付けしている。
すると腕を引っ張られたような感覚があり、振り向くと茜が立ち止まり模擬店の方を見ている。
「お兄ちゃん、茜あれやってみたい」
茜の指差す方に歩いていくと、少し開けた場所に仮設のバスケットゴールが二つ並び、その隣りに模擬店用のテントが建っていた。
テントの下ではフランクを焼く女子部員が数名、テーブルには『1本300円』とカラフルにマジックで書いたダンボール板がぶら下がっていた。
「おっ!?やーやー!そこの美男美女のカップル…じゃねーな。どゆ関係!?まーいーや!どーだい?やってかないか?」
「…茜、やる」
珍しく本気モード的な真剣な顔で前に出る茜。
「おっ、やるかい?フリースローチャレンジ!一発で決めたらフランク一本プレゼント!二回で決めたら半額だせ!」
そしてボールを持ち真剣な眼差しのまま構える茜。
心配で声を掛けたが、既に狩人のように、その目はゴールにロックオンしていた。
「茜、最近体育でこれ極めたの!」
緊張がこの空間に流れる。
「…えい!!」
不器用なりにダブルハンドで押し出されたボールはフワッと上がったかと思うと柔らかくバウンドしてコロコロと転がり、ようやくゴール下に届いた。
「・・・・・」
顔を真っ赤にしながらプルプルする茜、ごめんちょっと可愛い。
「…ちっ、違うよっ!茜の本気こんなんじゃないもん!」
そして再び真剣な眼差しでゴールを見る。
ふと、ここら一帯の静けさに気付く。周りにいた人達が皆、茜の勇姿を見守っていた。
「…えいっ!」
ーーー、ボンッ、ボンボン…
バスケットボールってこんなにゆっくり飛ぶっけ?と思うくらいに柔らかくフワッと飛びバウンドしてからコロコロとゴール下に転がっていた。
デジャブのようにさっきと同じ結果。
両手で力いっぱい投げてその飛距離はある意味天才じゃね?可愛すぎだろ。
「違うもん、ほんとは、茜は、もっと…うぅ…」
そして半べその茜が俺を呼びながら寄ってくる。
ごめんね、わかってたよ。
でも可愛くてさ、ホントごめんね。なでなで。
「ぐふぁっ!!」
「きゃー!!」
するとクリティカルを喰らったような男どもの呻き声と女子達の甲高い声がそこら中から響いた。
「お、お兄さん、なんすか?この可愛い過ぎる生き物」
「いや〜ん可愛い〜♡」
「いや、大袈裟。まあ、可愛いのは確かですけど」
「う…うう…と、尊い…」
いやいや金城さん、あなたまで…
はぁ、バレたか。うちの妹が天使だと。
ご覧いただきありがとうございました。
恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。
むしろそれで勉強して成長したいと思います。
投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますがご了承下さい。




