こんな俺にもラブコメありました。⑥
はじめまして。
初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。
実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。
粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。
読んで頂ける寛大な方々、ありがとうございます。
それと
貴重な評価やブックマークありがとうございます泣
「やっと見つけましたー。白井先輩こんなとこいたんですね」
そのテンションと同じように跳ねる様な足取りで近付いてきたのは紅林可奈だった。
そういえばバイト先で金城さんがチケット渡してたっけ。
そして隣りに立つ金城さんの顔を覗き見ながら不思議そうな顔でぐるぐる回っていた。
「…潤香さん?あー!?やっぱり潤香さんじゃないですかー。全然わからなかったですよー、ってか何ですかそれ?陰キャのコスプレ?そういうコンセプトなんですか?めっちゃ変!めっちゃオモロいですねー」
本当に、この子は心に引き出しは無いのだろうか。思った事全部言うやん、ダダ漏れやん!
「か、可奈ちゃん…えーっとね、そのね」
「くくく紅林さんっ!ちょっとっ!!」
急ぎ彼女の口から垂れ流されるモノを止め小声で言い訳をした。
「ほらっ、こうしてないと美人がバレて大変になるじゃん!」
するとポンっと手を打う紅林可奈。
「あーなるほどー、たしかに。美人に生まれるのも大変なんですねー。さすがです。普通に羨ましいけど」
そして突然発生した竜巻もおさまりホッとする金城さん、しかし俺はまだ落ち着く事のできない怖い視線をいくつか感じていた。
背中の方からいろんな視線、というか圧を感じる。
いつもの紫ノ宮さんのは置いといて、その他にも柔らかそうな暖かい視線と刺さるような鋭い視線がある。
とりあえずその視線のある方へ目をやる。
双子姉の柚奈は今日も柔らかそうな笑顔で可愛く手を振っていた。控えめで、そして清楚感を残しながら幼なさ残る容姿でもその高貴な雰囲気がある。
そしてその姉の横に居るのは、腕を組み横目で見下すようにこちらを見ている双子妹の瑠奈だった。そっと視線を投げると勢いよく顔を背ける。いつもの『フンッ』が聞こえてきそうだ。
おいおい、マジで俺的主要メンバー勢揃いしてんじゃん。え何?ホントに俺今日死ぬの?
みんなが俺を見ている。
あぁ、もう死にそう。帰りたい。逃げたい。消えたい。
茜、お兄ちゃんの方が助けてほしいです。
変な空気で変な沈黙がその場に流れるが、そんなのお構いなしに口を開くのが紫ノ宮風華という女だ。
「さっきは何となく美空を引き取ったけど、それで外に出たらそこの子犬に絡まれるわ、そうこうしてたらもう二匹出てくるわ、猫も付いてくるわで…もう面倒だから自分で何とかしてくれる?」
小動物扱いかよ。たしかに丁度低身長の女子ばかり。紫ノ宮さんが大人に見える。
「は?なんだなんだみんな白井目当てかよー」
「凄いなシロ、俺でもこんな同時にはねーな」
「…おいクロ、変な事ばっか言ってると友達辞めるぞ、って一ノ瀬さんに言うぞ」
「なっ、透子にだけは勘弁してくれっ」
黒坂の苦笑いにつられ、まあそんな感じに上手く場が和み始めていた。
と、思っていたのに…
「えーでもぅ、白井先輩はもう…」
突然の彼女の言葉に集まったみんなの視線が熱くなる。
え、何言ってんのこの子。いやいやタイミングってもんがあるじゃん。空気は大切だよ?ホントどうしてこういつも爆弾投げちゃうのかなぁ。
ほらぁ、みんな気になってまた変な空気なっちゃってんじゃん。どうすんのよこれ。
俺にしがみ付く茜の震えが更に大きくなった。
すると大きいため息を吐く声がして、そこへみんなの視線が集まった。
「いいじゃない、別に隠してるわけじゃ無いんでしよ?」
「ま、待って紫ノ宮さんっ」
「待たない…はぁ、そこの隠れアイドルぶってるむっつり女、えっと、金城さんだっけ?今、白井くんと付き合ってるみたいね」
「「ええーーっっ!!??」」
それを言った紫ノ宮さんと黄瀬、それと茜以外が同じように驚き声を発していた。
そして山本達は更に盛り上がり騒いでいる。
俺と金城さんの周りをぐるぐると回っていた紅林さんはニヤニヤしながらまだ回っていて、遠くから双子妹の攻撃的な視線が更に鋭くなったように思えた。
隣を見ると唇を噛み締めながら少し俯く金城さん、顔がよく見えないけど多分凄く照れてるんだと思う。
収拾がつかなくなったこの部屋で、それの引き金になった俺にどうしろと言うんだ。
気まずさと息苦しさで心が擦り切れそうだ。メンタルの強さには自信があるけど傷は付くんだからね。
もうムリ、もう帰りたい。誰か助けて。
ご覧いただきありがとうございました。
恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。
むしろそれで勉強して成長したいと思います。
投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますがご了承下さい。




