こんな俺にもラブコメありました。③
はじめまして。
初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。
実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。
粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。
読んで頂ける寛大な方々、ありがとうございます。
それと
貴重な評価やブックマークありがとうございます泣
文化祭と言えば『メイド喫茶』と連想するのは俺が厨二病だからだろうか。
リアルな文化祭ではなかなかお目にかかれないのが事実。まあ俺の場合、バイト先がそれに近いのでその辺は既に満たされているからいいけど。
昇降口までの道のり、いくつかのクラスで様々な展示があり、そこでのんびりとした時間を堪能させて貰ったり。
そして定番なお化け屋敷をやっているクラスがあり、そのまま流れで中に入った俺達。
この世界に人間より怖いものなんてない。
が、持論の俺。薄闇に落ちた教室内で、そのルートを辿りながら仕掛けやお化け役の生徒の様子を伺っていた。
そして隣りに並ぶ金城さんも静かに俺に付いてきている。彼女も同じような考えなのだろうか。
ふと、何かに腕を引かれた感覚があった。
それはさり気無く俺の袖口を摘まむ金城さんだった。
耳を澄ませてみると、早い呼吸音が聞こえる。
なんだ、そんな可愛いとこもあるんすね。
真っ黒のカーテンを潜り、光に照らされた廊下に出ると、金城さんはゆっくりと大きく深呼吸をしてからぎこちない笑顔を俺に向け言葉を吐いた。
「全然っ、大したことなかったね!」
「そうですね、可愛いですね」
金城さんは泣きそうになって顔を赤くしていた。
黄瀬だったら殴ってくるだろうな、まあ猫パンチだろうけど。青木さんだったらもっと可愛く照れながら、また横髪クルクルするんだろうな。紫ノ宮さんなら…犯られそうだな。いろんな意味で。
ふと時計を見るともうすぐ十一時といったところ。ほんの少しと感じた時間はリアルでは二時間近く過ぎていた。
「あっ、時間!大丈夫かな?」
同時に金城さんも気付いたのか自分ごとのように慌てている。なんとなく少し嬉しい。
ちょうどこの階を堪能しきったところで、俺達は昇降口に繋がる中央階段へと踵を返した。
「…あれ、なんだろね白井君」
言われた先を見てみると、階段の踊り場で廊下の切れ目に体を半分隠し縮こまりながら周りをキョロキョロする少女らしき人影があった。
あれ、茜じゃね?
その少女が気付きふと目が合うと、途端にこちらに向け走り出す。
その様子を見た俺は軽く手を広げ『茜アタック』を受け入れる準備をした。
「っぐはぁ!!」
思いも寄らぬ攻撃に思わず声を漏らしてしまった。
正面から飛びつく茜を受け止めようとしたところ、同じくらいの衝撃が背中からあった。確かにもうじき昼たけど、マジでおなかと背中がくっ付くかと思ったくらいだ。
「え!?え!?」
まだ目がチカチカする中、戸惑う金城さんの声が聞こえる。なんだこれ。
「え?い、妹さん??」
「「はい!!」」
何故か俺の前後からステレオ音声で返事があった。
「えっ、え?え、妹さんは一人じゃなかったっけ?」
更に混乱した金城さんは目を回しフラフラしていた。
「はいっ。私はお兄さんの妹っ、みたいなものです!いえ、むしろ妹ですっ!」
そう元気いっぱいに答えたのは美空だった。
…え?美空ちゃん?美空ちゃんがなんでここに?
「って、貴方は誰ですか?お兄さんのなんですか?」
俺の左腕にしがみ付き、あからさまに怪しむ目つきで俺の右腕にしがみ付き若干怯え気味の茜を威嚇している。
「わ、私は、お、お兄ちゃんの妹」
ギュウっと腕を掴み、怯えつつもしっかりと答える茜。
「はあ?全っ然、似てないじゃない!どうせ昔からお兄さんに引っ付いて離れないストーカーみたいなものでしょ?」
いたっ!
どうやらさすがの茜もご立腹のようだ。掴まれた腕がとても痛い。
「違う。私とお兄ちゃんは生まれた時からずっと一緒に暮らしてる本当の兄妹。本物は私、あなたは偽物」
「にっ、偽物って何よ!」
バチバチと火花が見えそうなくらいに歪み合う二人、俺を挟んで。そんで金城さんの前で。
いやぁ、モテるって大変だねぇ。
なんてさ、はぁ、マジ勘弁して。ほんとマジで。
ご覧いただきありがとうございました。
恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。
むしろそれで勉強して成長したいと思います。
投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますがご了承下さい。




