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世界樹へ続く歌  作者: 猫病


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10/21

第一部 十話 旅立ちの響箱

リーネの街は、丘の上に築かれていた。

星花の谷を出た一行は、朝の光の中を北へ進んだ。

昨夜、遠くに見えていた灯りが、少しずつ輪郭を持ち始める。

街の周囲を囲む白い石壁。

風を受けて回る、何基もの大きな水車。

青や赤の瓦を載せた家々。

丘の頂上には、三本の尖塔を持つ白い建物が立っている。

「あれが神殿?」

ミオが尋ねた。

「ああ。街の記録院も、あそこに併設されている」

ガレスが答える。

「おまえたちがいたという国の記録も、何か残っているかもしれん」

ミオは神殿を見上げた。

東京へ帰る方法が分かるかもしれない。

胸に期待が生まれる。

同時に、それを信じるのが怖かった。

何の手がかりも見つからなければ、この世界で暮らさなければならない。

家族にも、バンドの仲間にも、二度と会えないかもしれない。

「ミオちゃん」

隣を歩くルナが、小さく呼びかけた。

「何?」

「ちょっと速い」

ミオは、自分だけ歩調が速くなっていたことに気づいた。

ルナの右足は、まだ完全には治っていない。

「ごめん」

「ううん。行こう」

ルナは神殿を見つめた。

その横顔には、ミオと同じ期待と不安が浮かんでいた。

二人は歩調を合わせ、街へ向かった。



リーネの門には、朝から長い列ができていた。

荷馬車を引く商人。

背中に籠を背負った農民。

剣や槍を持つ冒険者。

人間だけではない。

フィオと同じ獣の耳を持つ者もいれば、ミオの腰ほどの背丈しかない老人もいる。頭に短い角を持つ女性が、子供の手を引いている。

ミオは目を奪われた。

しかし、フィオとのやり取りを思い出し、なるべくじろじろ見ないようにする。

「前を見ろ」

フィオが言った。

「見てない」

「見てた」

「珍しいんだから仕方ないでしょ」

「俺も見られてた?」

「ちょっとだけ」

「もっと見てた」

「……ごめんって」

フィオの尻尾が、少しだけ楽しそうに動いた。

門番はガレスの冒険者証を確認した。

次にセナとフィオ。

そして、ミオとルナの前で手を止める。

「この二人は?」

「ラフィリア平原で保護した。身分を証明するものを持っていない」

「保護?」

「棘犬に襲われていた。服装を見れば、普通の旅人でないことは分かるだろう」

門番が二人を見比べる。

借りた外套の下には、ミオの制服とルナのステージ衣装がある。確かに、この街の住民とは大きく異なっていた。

「出身は?」

「本人たちは、ニホンという国だと言っている」

「聞いたことがないな」

「俺もだ。神殿と記録院で調べさせる」

門番は難しい顔をした。

「問題を起こした場合、おまえが責任を持つのか?」

「ああ」

ガレスは迷わず答えた。

ミオが彼を見る。

「いいの?」

「ほかに方法がない」

「私たちが逃げたら?」

「逃げるつもりなのか?」

「例えばの話」

「そのときは捕まえる」

ガレスは平然と言った。

「おまえたちの足なら、街の外へ出る前に追いつく」

「そこまで遅くない」

「草原で見た限りでは遅い」

反論できない。

門番はガレスの冒険者証へ何かを書き込み、二人に木製の札を渡した。

「三日間の仮滞在証だ。それまでに役所で保護旅人の登録を行うこと。街の外へ出る場合は、正式な証明書が必要になる」

札には、読めない文字と数字が刻まれている。

ルナは両手で受け取った。

「ありがとうございます」

「なくすなよ。再発行には金がかかる」

「お金……」

二人には一枚の硬貨もない。

門番は同情するような顔をしたが、それ以上は何も言わなかった。

門をくぐる。

初めて見る異世界の街が、二人の前に広がった。

石畳の大通り。

軒先に色鮮やかな布を広げる店。

木箱に積まれた、見たことのない果物。

焼いた肉と香辛料の匂い。

小さな水路には透明な水が流れ、青い魚が泳いでいる。

頭上では、薄い翼を持つ鳥が屋根から屋根へ飛び移っていた。

人々の話し声。

荷車の車輪。

職人が金属を叩く音。

子供たちの笑い声。

ミオは、立ち止まりそうになった。

この街で暮らしている人がいる。

昨日までは、魔物と魔法ばかりに目を奪われていた。

だが、この世界にも朝起きて、働き、食事をし、誰かと話して一日を過ごす人々がいる。

「迷子になるなよ」

ガレスに言われ、ミオは慌てて後を追った。



最初に向かったのは、冒険者組合だった。

ガレスたちは採取した薬草を提出する。

途中で鎧水蜥蜴に襲われたものの、薬草の大半は無事だった。

依頼は達成として認められた。

受付で硬貨の入った袋を受け取ると、ガレスはその一部をミオとルナへ差し出した。

「受け取れ」

「どうして?」

「依頼の報酬だ」

「私たちは冒険者じゃない」

「薬草を採った。運んだ。旧水路では脱出路を見つけ、鎧水蜥蜴を退ける手助けもした」

「でも」

「働いた分を受け取らないのは、立派な行為ではない」

ルナが硬貨を受け取った。

「ありがとうございます」

「ルナ」

「今の私たちには必要だよ」

ルナはミオを見た。

「食べ物も、着替えも、泊まる場所も必要だから」

ルナは掌の硬貨を床へ置き、指先で小さな山に分けた。

「これは今夜の宿。こっちは食事。薬と包帯の分も残して……残りは、何かあったときのため」

「もう分かるの?」

「値段は分からない。でも、先に分けておかないと、使っていいお金まで使えなくなるから」

手慣れた指だった。ミオが感心して見ていると、ルナは少しだけ困ったように笑った。

「家でも、給料が入ったら最初に分けてたの。家賃と、食費と、妹の学校の分」

その笑顔は、ドームの巨大な画面に映っていたものと同じ形をしていた。

正しかった。

元の世界なら、財布を忘れても電子決済や知人への連絡ができた。

ここでは、この硬貨がなければ水一杯にも困る。

ミオも袋を受け取った。

「……ありがとう」

「俺ではなく、自分が働いた結果だ」

ガレスはそう言った。

硬貨は、見た目以上に重かった。



神殿での検査には、半日かかった。

白い部屋で、老齢の神官が二人の身体と所持品を調べた。

細い水晶棒を手首へ当てられたが、痛みはない。

水晶の中に、かすかな光が浮かぶ。

「二人とも、健康状態に大きな問題はありません」

神官が言った。

「ただし、魔力量は非常に少ない。一般市民の平均を下回ります」

「魔法は使えないってこと?」

ミオが尋ねる。

「訓練しても、生活術を一つ使えるかどうかでしょう」

「このギターは?」

ミオは赤いギターを差し出した。

神官は水晶棒をボディーと弦へ近づける。

「魔力はありません。魔道具でも、呪具でもないようです」

「私たちが歌ったときに起きたことは?」

ルナが尋ねる。

二人は旧水路での出来事を説明した。

セナたちの魔力が安定し、普段以上の力を発揮したこと。

神官は何度か質問した。

歌った場所。

演奏時間。

光や術式が現れたか。

二人自身に変化があったか。

「興味深い現象ですが、少なくともお二人が魔法を使った形跡はありません」

「じゃあ、偶然ですか?」

「一度だけでは判断できません。ただ、古い記録に似た現象があります」

神官は奥の棚から、薄い書物を持ってきた。

ページを開いても、ミオたちには読めない。

「かつて、歌や演奏によって、周囲の人間の魔力や精神が同調する現象が報告されました。術者が力を与えるのではなく、聞き手自身の力が引き出されるものです」

「名前はあるんですか?」

「古い言葉では、響応と記されています」

「きょうおう……」

ルナが繰り返す。

響き合い、応える。

二人だけで完結する力ではない。

誰かが聞き、受け取って初めて生まれるもの。

「それは、魔法じゃないんですね」

「少なくとも、一般的な魔術とは異なります」

神官は本を閉じた。

「ただし、記録は極めて少ない。再現できる保証も、安全である保証もありません。力を試すために危険な行為をすることは避けてください」

二人はうなずいた。

特別な魔力を得たわけではない。

魔法を使えるようになったわけでもない。

それでも、自分たちの音楽に何かがある。

その可能性だけは残った。



日本についての調査は、さらに時間がかかった。

記録院の職員が地図と文献を調べたが、「日本」も「東京」も見つからなかった。

日が傾き始めたころ、白髪の記録官が一冊の古い本を運んできた。

「お二人の国に関する記録ではありません。ただし、異なる世界について記した書物が一冊だけあります」

机の上に本が置かれる。

厚い革表紙には、旧水路で見たものとよく似た巨大な樹が描かれていた。

ミオとルナは同時に身を乗り出す。

「この木……」

「世界樹ユグドラシル」

記録官が言った。

「北東大陸のさらに先。最果ての国アルカ・フィーネに存在すると伝えられる樹です」

記録官が古い文章を読み上げる。

「世界樹の根は大地の記憶へ至り、枝は天上を越え、その虚には数多の世界へ通じる門が眠る――」

「世界へ通じる門」

ルナが息を呑む。

「そこへ行けば、日本に帰れるんですか?」

「分かりません」

記録官の返答は、残酷なほど率直だった。

「これは宗教的な伝承です。実際に別世界へ渡った者がいるという確かな記録ではありません」

「でも、ユグドラシルは本当にあるんですよね」

「樹そのものは存在します。ただし、ここから非常に遠い」

大陸地図が広げられる。

リーネは、地図の南西にある小さな点だった。

ユグドラシルがあるという最果ての国は、地図の右上。そのさらに外側に記されている。

間には、山脈、砂漠、海、複数の国境があった。

「どれくらいかかりますか」

「一般的な街道を使い、問題なく進んでも一年以上。戦争や季節によっては、さらにかかるでしょう」

「一年……」

ミオは地図を見つめた。

指でなぞれば、ほんのわずかな距離だ。

だが、その間には名前も知らない土地がいくつもある。

「ほかに手がかりは?」

「現時点では、これ以上のものはありません」

日本へ帰れる保証はない。

ユグドラシルへ着ける保証さえない。

それでも、何もないよりはよかった。

「行きたい」

ルナが言った。

ミオが彼女を見る。

「本気?」

「ほかに帰る方法が見つかるまで、ここで待つ?」

「それは……」

「私は帰りたい」

ルナは地図から目を離さなかった。

「家族に会いたい。メンバーにも、ちゃんと無事だって伝えたい。途中で別の方法が見つかれば、そのとき考えればいい。でも、今はこれしかないから」

ルナの手が、地図の端を握っていた。

「ミオちゃんは?」

ミオは目を閉じた。

母親の顔。

父親の声。

弟の誕生日を祝った長い食卓と、誰も座らなかったライブハウスの関係者席。

ナツキ、ユイ、マコ。

光に包まれる直前のステージ。

何も告げずにいなくなった自分を、皆はどう思っているだろう。

「行く」

ミオは答えた。

帰りたいのかと問われれば、まだ分からない。両親に会いたいという気持ちより、何も言わず消えたままにしたくないという思いのほうが近かった。それでも、ナツキたちへ最後の曲の続きを届けたいとは思った。

「ユグドラシルまで」



それから三日間、二人はリーネに滞在した。

ガレスの保証を受け、保護旅人として仮の身分証を作った。

読み書きを習うための教本。

旅に耐えられる服。

丈夫な靴。

背負い袋。

水筒。

毛布。

必要最低限の道具を、依頼で得た報酬から購入した。

ルナは白と薄紫色の衣装を手放さなかった。

きれいに洗い、畳んで背負い袋へ入れた。

ミオも制服を残した。

元の世界へ帰るまで、自分たちが何者だったのか忘れないために。

ミオの腰には、ガレスから受け取った灰色の一品旅嚢が残った。赤いギターを登録した時点で、ほかの物を入れることも、登録を変更することもできない。手入れ道具は背負い袋へ収め、演奏するとき以外はギターだけを旅嚢へ戻す。

依頼の報酬を数えたミオは、旅嚢の代金をガレスへ差し出そうとした。しかし、靴や毛布を揃えたあとの手持ちでは、まだ足りなかった。

「半端に返すな。次に会うまで持っておけ」

「でも、これ、安いって言ってたじゃん」

「安い品でも、今のお前には飯代のほうが大事だ。稼げるようになってから返せと言っただろう」

ミオは言い返せず、硬貨を握り直した。腰の小さな旅嚢は、ギターの重みを消してくれる道具であると同時に、ガレスと再会する理由にもなった。

ギターについては、街の楽器職人へ相談した。

ミオの赤いギターを見た職人は、最初こそ不審そうな顔をした。しかし構造を調べるうち、子供のように目を輝かせ始めた。

「弦の振動を、この小さな部品で拾うのか。だが、魔力石へ接続する回路がない」

「元の世界では、電気を使ってた」

「デンキというものは分からんが、振動を大きくするだけなら方法はある」

職人は、弦楽器用の響板と、薄い共鳴石を組み合わせた小箱を作った。

ギターの下部へ細い器具を取り付け、そこから伸ばした線を小箱へつなぐ。

ミオが弦を鳴らす。

今までの乾いた生音ではない。

小箱の内部で振動が広がり、宿の部屋全体に澄んだ音が響いた。

「鳴った……」

ミオはもう一度弦を弾いた。

日本で使っていたアンプほど大きな音ではない。

音色も違う。

少し柔らかく、木製の弦楽器に近い響きだった。

それでも、自分の指から生まれた音が、空気を震わせている。

「響箱とでも呼べばいい」

職人が言った。

「共鳴石は一日数時間なら持つ。音が小さくなったら、日の光へ当てろ。魔力のない者でも使える」

「ありがとう」

ミオは響箱を両手で抱えた。

ギターと同じくらい、大切なものになる。

そんな予感がした。



三日目の朝。

リーネの北門で、別れの時間が来た。

ガレスたちは、別の依頼を受けて南の村へ戻る。

ミオとルナは、北東の山岳都市を目指す商隊へ同行することになった。そこから雲海を越える飛空船が出ているという。

「これを持っていって」

セナが、包帯と薬草の入った小袋を差し出した。

「傷は最初に水で洗うこと。赤く腫れたり、熱が出たりしたら、すぐ治癒術師に見せてね」

「分かりました」

ルナが受け取る。

「セナさんも、無理をしないでください」

「うん。もっと勉強する。次に会ったときは、今よりずっと上手に治せるようになってるから」

「今でも、十分助けてもらいました」

二人は抱き合った。

セナの目に涙が浮かぶ。

ルナも泣きそうだったが、無理に笑おうとはしなかった。

フィオはミオへ、小さな紙片を差し出した。

紙の間に、一輪の星花が挟まれている。

「何、これ」

「栞」

「見れば分かる」

「なら聞くな」

「どうして私に?」

「文字を覚えるんだろ。使え」

ミオは押し花の栞を受け取った。

「ルナには?」

「昨日渡した」

「いつの間に」

「おまえが響箱を見て騒いでる間」

「騒いでない」

「騒いでた」

フィオは少し笑った。

「次に会うまで、死ぬなよ」

「あんたもね」

ガレスは、最後に小さな旅用ナイフを差し出した。

革の鞘に収められた、片刃の道具だった。

「戦うために使うな」

「じゃあ何のため?」

「縄を切る。枝を削る。食材を分ける。旅では剣より使う機会が多い」

「私が持っていいの?」

「ルナよりは、おまえの方が道具の扱いに向いていそうだ」

「どういう意味?」

「ルナに渡せば、最初に自分の指を切りそうだ」

「否定できません」

ルナが素直に認める。

ミオはナイフを受け取り、腰のベルトへ取り付けた。

「ありがとう」

「礼はいらん。約束しろ」

「何を」

「危険になったら逃げろ。できないことは、できないと言え。守られることを恥じるな」

ミオは少しだけ迷った。

それから、うなずく。

「分かった」

「今度は本当に分かっている顔だな」

「うるさい」

「なら大丈夫だ」

ガレスは大きな手を、ミオの頭へ一度だけ置いた。

すぐに離す。

ミオは文句を言おうとしたが、言葉が出なかった。

「行こう、ミオちゃん」

ルナが呼ぶ。

北門の外では、商隊の馬車が出発を待っている。

二人はガレスたちへ向き直った。

「最後に、一曲だけいい?」

ミオが尋ねる。

ガレスは肩をすくめた。

「出発に遅れないならな」

挿絵(By みてみん)

ミオは響箱を地面へ置き、ギターを接続した。

ルナが隣に立つ。

演奏するのは、星花の谷で奏でた名前のない曲。

ルナはまだ歌詞を知らない。

それでも今度は、二人で相談して短い旋律を作っていた。

ミオが弦を鳴らす。

新しい響箱から、澄んだ音が流れ出す。

ルナの声が重なる。

街を出入りする人々が足を止めた。

何のための歌か知らない者たちも、少しだけ耳を傾ける。

ガレスの身体が強くなったわけではない。

セナの魔力が増えたわけでもない。

フィオの感覚が鋭くなったわけでもない。

響応は起きていない。

今は、それでよかった。

これは戦いのための歌ではない。

助けてくれた三人へ、ありがとうを伝えるための歌だった。

演奏が終わる。

セナが大きく手を振った。

フィオは片手を上げる。

ガレスは何も言わず、短くうなずいた。

ミオとルナは、北へ向かう馬車へ乗り込んだ。

車輪が動き始める。

三人の姿が少しずつ遠ざかっていく。

ルナは見えなくなるまで手を振り続けた。

ミオは隣に座り、膝の上のギターを抱える。

「寂しい?」

ルナが尋ねた。

「少し」

「私も」

馬車が丘を下る。

リーネの街並みが遠ざかり、その向こうに星花の谷が見えた。

昼の花は白く、夜の輝きを隠している。

「ユグドラシルまで、どれくらいあるんだろう」

ミオが呟く。

「一年以上だって」

「本当に帰れるかも分からない」

「うん」

「途中で死ぬかもしれない」

「そうならないように、逃げる練習をしよう」

「格好悪い」

「生きて帰る方が大事でしょ?」

ガレスと同じようなことを言う。

ミオは苦笑した。

ルナが地図を広げる。

世界の果てまでは、地図の上で指一本分。

けれどその間に、二人はまだ名前さえ知らない国を、いくつも越えなければならなかった。

二人の旅は、ようやく始まったばかりだった。


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