表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
❖面白い和歌の若者  作者: ノアキ光


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
83/89

83 世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる

世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる

藤原俊成ふじわらのとしなり (平安時代後期から鎌倉時代前期の公家、歌人)皇太后宮大夫俊成こうたいごうぐうのだいぶしゅんぜい


若者訳

世の中よ~、道こそなけれ~、

ってかマジで悩みリセットボタンねーわ……

『よし! 山でエコ生活して心を無に!』って思ってドン奥まで入ったら、

鹿が、

『は? お前も逃げてきたの? 俺なんか毎日草食ってるだけでうつっぽいんだけど』

って遠吠えしてるの聞いて、

『あ、 無理なんだ……』って悟っちゃうやつwww


現代語訳

ああ、この世には悩みから逃れる道などないのだ。俗世を離れようと思って深い山へ分け入っても、その山奥でさえ悲しげに鹿が鳴いている。


この歌は、作者が20代後半頃に詠んだ「述懐百首」の一首とされ、『千載和歌集』にも収められている。

当時は世の中の乱れや無常観が強まり、出家を志す人も少なくなかった。

作者も俗世を離れたいという思いを抱き、山奥へ逃れても、そこには悲しげに鳴く鹿がおり、「人の悲しみや苦しみは、どこへ行っても消えない」という人生の真理を詠んでいる。

後に歌壇を代表する歌人となる俊成らしい、深い人生観が感じられる名歌。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ