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83 世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる
世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる
藤原俊成 (平安時代後期から鎌倉時代前期の公家、歌人)皇太后宮大夫俊成
若者訳
世の中よ~、道こそなけれ~、
ってかマジで悩みリセットボタンねーわ……
『よし! 山でエコ生活して心を無に!』って思ってドン奥まで入ったら、
鹿が、
『は? お前も逃げてきたの? 俺なんか毎日草食ってるだけでうつっぽいんだけど』
って遠吠えしてるの聞いて、
『あ、 無理なんだ……』って悟っちゃうやつwww
現代語訳
ああ、この世には悩みから逃れる道などないのだ。俗世を離れようと思って深い山へ分け入っても、その山奥でさえ悲しげに鹿が鳴いている。
この歌は、作者が20代後半頃に詠んだ「述懐百首」の一首とされ、『千載和歌集』にも収められている。
当時は世の中の乱れや無常観が強まり、出家を志す人も少なくなかった。
作者も俗世を離れたいという思いを抱き、山奥へ逃れても、そこには悲しげに鳴く鹿がおり、「人の悲しみや苦しみは、どこへ行っても消えない」という人生の真理を詠んでいる。
後に歌壇を代表する歌人となる俊成らしい、深い人生観が感じられる名歌。




