表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
❖面白い和歌の若者  作者: ノアキ光


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

51/69

51 かくとだに えやは伊吹の さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを

かくとだに えやは伊吹いぶきの さしもぐさ さしも知らじな 燃ゆる思ひを

藤原実方(ふじわら の さねかた)(平安時代の官吏、歌人) |藤原実方朝臣



若者訳

いやマジでさ、『好き』って一言すら言えないんだけど!?

こっちはもう感情が、伊吹山のもぐさ並みにメラメラ燃えてるのに。

君はたぶん、“え? 何も知らんけど?” って顔してるよね??

こっち、心の中で大火事なんだけど!!!

ガチヤケドしそう……。



現代語訳

こんなにもあなたを恋しく思っていることさえ、私は口に出して言えないのです。

ましてや、伊吹山のさしも草が燃えるように激しい私のこの想いを、あなたがご存じなはずがありません。


この歌は、作者が、恋する相手に強い想いを抱きながらも、それを口に出して伝えられない切ない心情を詠んだもの。

伊吹山の名物である「さしももぐさ」は、よく燃える草として知られており、作者はそれを自分の胸に燃え盛る恋心になぞらえた。

「せめてこの想いだけでも伝えたいが、それすらできない。だから相手がこの激しい恋心を知るはずもない」という、平安貴族の秘めた恋の美意識が表現されている。

この歌は『後拾遺和歌集』に収められ、後に百人一首五一番として選ばれた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ