表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王に囚われて異世界から英雄(ヒーロー)を召喚した王女様。間違えてゲームのキャラを召喚してしまった。  作者: 宮森 英二
異世界と現実

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
111/142

第108話 これは……。マジで大変な事なのでは?


 ニャ――ン。


 「えっと。でゴワス……」

 「あの……。ニャン」


 「はい、そういう訳で成功したわよ。こんな顔してたのねー こいつ等」

 「見た感じ、いかにもって感じの西欧系ね。服までは再現出来なかったからこっちで購入したわ」


 「アニエスとコリーヌ」


 「無事」

 「複製、出来たわよ」

 

 あら。


 「あら……」


 えっと。


 朝になって食事を終えた後、博士は「伝手」があると言って研究地区に移動した。

 それから俺は。


 まぁ、家の中で色々と準備していた。もしかしたらアニエスさん達が来るかも。

 って事で新しい布団を買いに行ったり。

 食料や他雑貨を仕入れ、家の中を色々と整えていた。


 たかしくん達の様子が心配だったが、しかし頼りが無いのは元気な証拠。

 そう思ってまずは「異世界」関連に対応した。


 本当は現実世界で会わなきゃいけない人。やらなきゃならない事もある。

 だけど。


 異世界に関連する事を最優先でやらなければいけないと思った。

 きっとそれが現状を打破する手段の一つだと思ったから。

 だから色々と準備した。お金は、博士が出資してくれた。


 博士曰く、この家を増築して広くしたい。らしい。

 ともかくこれから色々忙しくなりそうだ。そう思って作業していたのだが……。


 「あ、あの……」


 「貴方様が……」


 「ニート様、でゴワスか?」


 夕方、日が暮れた頃。博士は帰ってきた。

 アニエスさんとコリーヌちゃん。そして。


 ニャ――――ン。


 一匹の猫を連れて……。


 「全て、無事成功したわ」

 「こいつ等は無事帰ってきた。記憶の欠けもそれほどでもない」


 「これではっきりしたわ」

 「異世界は「現実」 彼女達はれっきとした」


 「人間よ。あちらの世界は実在する」

 「そして」


 ニャ――――ン。


 「あそこに居る生命(ねこ)も」

 


 「私達は「異世界」という名の「本物」の他国との交流を得るチャンスを得た」



 猫が、居る……。もう実際に見る事なんて無いと思っていたのに。

 こちらでは既に絶滅し、姿を見る事がないその生物。

 

 そんな猫が居て、顔を洗っている。

 見た事のない猫種。色は全身真っ青。これほど濃い色の青を出す猫は。

 現実では、少なくとも見た事がない。


 猫と。そして。


 「あの……」


 「彼女」達。


 彼女達は画面の中で見た姿そのもの。元より実写みたいな形だったが。

 「現実」での彼女達を見ると……。

 

 「えっと、君達は」


 「アニエスさんとコリーヌちゃん、で良いんだよね?」


 一応聞いてみる。


 「は、はい私はアニエスでゴワスっ!!」

 「わ、私はコリーヌだニャンっ!!」

 

 勿論だろうが、肯定される。

 複製、しっかり出来て欲しいと願っていたが。

 でもまさか。


 目の前に彼女達が居る。画面の中でしか見る事が出来なかった筈の……。


 「えっと……」

 

 これって。


 これって……。


 もしかしたらとんでもない事なのでは?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ