表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/32

第五話 「オラわくわくすっぞ。」

雑踏のなかのチェーン居酒屋。

灯りが一つ消えた看板、張っている蜘蛛の巣。

特別なんて、どこにもないように感じる。


「でもね、オラわくわくすっぞ。」


私は、居酒屋の引き戸を開ける


ガラガラガラ


「いらっしゃいませ〜、あ、毎度どうも〜」


私は、いつもの席に案内される。

先輩はまだ来てなかった。


「お連れ様、お待ちになりますか。」

「飲み物だけ頼んどこうかな。」

「かしこまりました。何になさいますか。」

「そうね……掴もうぜ!」

「濃いめの、ハイボール!はい、濃いめのハイボールひとつ。以上で?」

「そいつ見つけに行こうぜ、ボーイ。」

「すぐにお持ちしますね。」


店員は去っていく。

そして、濃いめのハイボールがすぐにやって来た。

私は、濃いめのハイボールをちびちび飲みながら、先輩がきたら何のツマミを食べようかと、お品書きを眺めていた。


「ごめ〜ん、遅くなった。」


先輩がやってくる。


「遅いですよ。待ちくたびれておばあちゃんになっちゃう。」

「ごめ〜ん、奢るからさ。」


「いらっしゃいませ。ご注文は?」


店員が先輩に注文を聞く。


「そうね……手に入れろ!」

「濃いめの、ハイボール!はい、濃いめのハイボールひとつ。おつまみはいかがなさいますか?」


先輩がこっちを見る。


「何にしたの?」

「まだ頼んでないです。」

「あらそう?じゃあねぇ……やっぱりレモンティー!」

「松本小百合か!で、おつまみは?」

「あ、唐揚げと、大盛りポテトフライで。」

「かしこまりました〜。」


店員が去っていく。


「オラわくわくすっぞ。」


先輩が楽しそうに待っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ