第9話 深緑の尾行者
わざわざ昨日とは別方向に来たのに、嗅ぎつけられたのか。
魔物の魔石が効率悪いから、肉にしっかり魔力と栄養がのってる俺たちを狙ってやがる。
厄日だ。真面目に、今度礼拝堂に行って神様に参拝しよう。
目の前の深緑のボアが、俺にそう決心させた。
大体おかしいだろ。昨日はゲートから入って北西、今日は東方向。
0層の広がり方を見たら、ほぼ真反対だぞ。
こんなのが何体もいるはずねぇ。
明らかに昨日の臭いを覚えられて尾行されてる。
人の気配の少ない道で、
蹄が石を抉る音だけが妙にはっきり耳に残る。
「ビビんなよ」
《観察の心得》が反応する。
来る。
猪野郎の顔面、叩き割ってやるよクソが。
「ブゴォッ、フゴォッ」
瞬間、奴が走り出すと同時に魔力の圧が跳ね上がる。
こわ。ごめん、やっぱレべちだわ。
一瞬で振り絞った強がりが消え失せた。
魔力の感受性と《観察の心得》と俺の理性が叫んでる。
切り替えろ。こんな時の足切りだ。
イノシシなら父親の狩猟現場を何度も経験した。
無理なら無理で、弱らせればいい。
まずは一撃当てて感覚を掴む。
ダンジョンじゃゴブリンにしか足切りを試していない。
四足歩行、しかも4層以降の格上。
流石にぶっつけ本番じゃきつい。
斧を少し柔らかく持ち、横の構え。
左足を半歩前。
右足を半歩後ろ。
足幅は肩幅より少し広め。
膝は軽く曲げる。
腰を落としすぎない低姿勢で、迎え撃つ。
奴の蹄の音と自分の心臓の音が煩い。
目の前には、巨木を圧縮したような深緑の化身。
間合いに入った。
あくまでコンパクトに。
あわよくば牙が目の一個ぐらい奪えないか、
そんなわずかな期待は――
突き上げてくる牙と接触した瞬間、
壁を殴りつけたみたいな手ごたえが返ってきた。
弾かれはしなかったが、咄嗟に振り切るのを停止。
重心を体から斧のヘッドに移動させ、
体を浮かせ、自分から右に弾かれた。
少し軌道がズレ、奴は減速しながら、
俺がさっき立っていた左の石垣を粘土みたいに削っていき、
背中や脚の筋肉を隆起させて急停止した。
手が震えてる。恐怖じゃない。
最初に接触した反動だ。
走り出す瞬間もそうだが、奴の牙と接触した瞬間、
身体強化を重ねたような魔力の層を感じた。
上から見てゴブリン共が襲われたとき、
助走なしにしては威力が高いなと思った。
さっきの石垣の削れ方も、
減速しつつも壁の抵抗感は薄く、
最終的に自分の体全体で止める必要があった。
最初の不意打ちとさっきの突進、
足音が鳴りだした瞬間から魔力の圧が増した。
恐らく魔力を牙と蹄に集中させ、
あのバカみたいな破壊力を生み出してる。
実際、攻撃を避けた後の奴の後ろ姿を観察した時、
正面から見た時より魔力の圧は薄く、
突進のブレーキも蹄に集中させすぎているせいか、
体全体で最終的に止めるようになっていた。
感じた事、見た事を、
ボアから受け取った魔力の圧の謎を魔力の感受性に入力して推測した出力を、
次に《観察の心得》へ流し込んでさらに
出力する。納得する解像度まで、インプットとアウトプットを反復する。
反芻するほど理性が冷える。
強さの種はあらかた分かった。推測だけど。
問題はどう足切りするかだ。
純粋な突進だからこそガードし損ねる事はないが、次の
一手に繋げられない。
見晴らしのいい東に来たことも裏目に出てる。
こんなに俺たちに執着するなんて思わなかった。
恐らく鼻もいい。
このまま煙に巻いても逃げ切れないし、最悪近くにいるかもしれないチロが追い掛け回される可能性がある。
だからまだ最低でも時間稼ぎする必要がある。死ぬ気で。
もう一回流す。
さっきの一回で《観察の心得》からの学習は結構進んだ。
うちの家庭教師は優秀だ。
必殺の突進で殺しきれなかったせいか、
更に鼻息が荒い。
チロを追わせるわけにはいかねぇ。
唾が舌に張り付いて、
笑うたびに口の中が紙みたいに乾く。
余裕なんて全部演技だ。
とびきりのスマイルで更に鼻息を荒く、
乾燥肌にさせてやる。
「どうしたボタンちゃん?ネタ切れか(ニチャ」
ゴブリン達とクソ兄貴から習った、
とびきりの笑顔で接客してやる。
俺の客室マナーが良かったのか、
もう身構えてやがる。来る。
突進の最後はさっきから突き上げで
蹄の威力を乗せてきてる。
だからこっちの構えは突進に合わせた、
受け流し型の右下切り上げ。
よっぽど気に障ったのか、
さっきよりも正確に俺の中心線を捉えるような
ルート。
斧の刃を床近くまで落とす。
柄は斜めに構える。
右手はヘッド近くに添えるように、
左手は中ほど。
真正面に立たず、身体は少し半身。
左足を前、右足を後ろに置き、
いつでも横へ半歩ずれられる形。
刃は相手の正面ではなく、
突進の線の少し外側に置く。
狙うのは牙の右斜め下。
奴がさっきよりも間合いに深く踏み込んだ瞬間に、
お互いに突き上げと切り上げがぶつかる。
インパクトの瞬間に右足を半歩右に踏み込み、
ボアの突き上げを流して、
右足を軸にして重心移動、
コンパスみたいに半身ずらした。
そのまますれ違いざまに、
相手の後ろ足に短く持った斧で撫で斬りした。
相手のスピードと合わさり、
そこそこの切り傷を入れられた。
更に怒らせたのか奴は通り過ぎた後に弧を描いて、
そのまままた突っ込んできた。
だけど少しだけスピードが落ちている気がする。
ちゃんと効いてる。
このままあと一回足を切って離脱する。
さすがにチロも逃げたろ。
もう一度同じ構え。
さっきよりもスピードは落ちている分、合わせやすい。
斧が接触する瞬間、
俺は奴の全体を捉えつつ打ち込むべき所を
見据えていたが、
ボアの黄色の眼光は俺の目をよく観察しているよ
うに見えた。
まずいと思った。
けど選択肢は無かった。
全力で《武器の心得》で不安をぬぐうように、
最適なモーションを意識した。
だけど《観察の心得》は否定していた。
だってボアの突き上げではなく、
小さな横振りが俺の左脇腹を少し抉って通り
過ぎていったから。
世界が一瞬だけ白くなる。吐き気が先に来て、
膝が言うことを聴かなくなる感覚が足元から這い上がる。
「あぐッ、はっぁ」
当たり前だけど痛い。
右指噛みちぎられる比じゃない。
左手で抑えて止血しつつ、
《オートリペア》でも止血を優先する。
抑えてる震える左手を、圧迫するように動かす。
痛すぎて意識が飛びそうになるが、
歯を食いしばる。
口に鉄の味が広がる。
自分の血だって分かるのに、理解が追いつかない。
欲張りすぎたか。
弱って見せても相手は待ってくれない。
現実逃避中にモンスターにやられるような
死に方はやだ。
ああくそ、
また弧を描いて続けて来ようとしてる。
《観察の心得》の警告と自分の息遣いがうるさい。
警告に突き動かされるように、
《武器の心得》と身体強化を落ち着いて動かす。
やるぞ。
ボアが曲がる直前に見えた憎たらしい横っ面に、
右のサイドポケットから出した投石を
全部お見舞いして目くらまし。
奴の視界を奪い、一瞬ひるんだ隙に。
今日は戦闘から魔草摘みまでずっとお世話になっ
てる家の玄関に走る。
お邪魔します‼
そのまま玄関に入って、見知らぬ敷居を
血で汚しながら階段を駆け上がり。
二階ベランダから裏手の倉庫にジャンプして転が
って畑に落ちる。
左手が止血で使えないのが不便すぎる。
まだか《オートリペア》。
俺の専売特許みたいな自己治癒能力だぞ、頑張れ。
痛すぎて意識が散漫になりそうな所を、
トリップした頭で必死にスキルを意識するように
言い聞かせる。
「はぁはぁ、はッ、クソ痛い」
あぁ、足動かせ足。ダメだ、畑で止まんな。
次の家まで死ぬ気で走れ、取り合えず。
斧が重い。捨てたくなる気持ちをこらえる。
どう頑張っても重みが、抉られた傷に響く。
やばい
どうする?
頭が真っ白に
「ぷぅ!」
!?
顔を上げるとチロが先の家に居る。
「まだ逃げて」
「プッ!」
後ろから遠回りに足音が聞こえる。
チロが足動かせって言われてるみたいだった。
チロがその場で回って何度も俺を呼ぶ。
くそ、今死んだら次はチロが
追い掛け回されるかもしれない。
チロをまた一人ぼっちで、
こんな危険地帯で独りにするつもりか。
捨てた飼い主よりも程度が低い人間に
成り下がるぞ、俺。
それだけは許せない。
許せない。
認めない。
頼むから、足動かせ。
足音がまた響く。
今こそ足の速さだ。
思い出せ。
お手本をさっきまで死にかけながら観たぞ。
ボアの足元の蹄の魔力の爆発力。
一歩だ。
一歩踏み出すごとに足裏から魔力を出力しろ。
千切れそうな筋繊維を《オートリペア》で
回復しつつ、腰から下で制御、
足裏で魔力を爆発させてとにかく走れ。
不格好だった。
痛みで汗と涙が止まらなかった。
少しだけパーティーを追い出された日の記憶が
チラついた。
下向いたまま目の前から去る靴音を聞いて
いた。置いて行かれて泣きそうになった。
でも。
「ぷっぷっ」
「分かってる、分かってるよチロ、
ちゃんと歩けてる」
あの時より今、
顔がぐちゃぐちゃで情けない状態だけど、
チロが待ってる。死ねない、死ねないっ。
チロが先で索敵して俺を呼んで、
民家や畦道を走るのを繰り返した。
血を流しすぎたせいか意識が朦朧として
るけど、止血は終わった。
まだ回復止めるな。悪化しなくなっただけだ。
最初通った道とは全然違う道を通ってるけど、
チロが道路で止まり先を観る。
来たとき渡った石橋が見えた。
大丈夫、見間違えたりしない。
「チロ、先に行って索敵してくれ。
付いていくから」
先を指さしてチロを見る。
「ぷぅ」
「大丈夫だから」
ほらと言って走って見せる。
チロも走り出す。
くそ痛いけど大丈夫。思考も戻ってきた、気がする。
痛みも引いてきた、気がする。
「プ!」
魔力の反応。
進行方向の角からゴブリン一体。
「すすめチロ!!」
俺は血でべっとりの左手で石を投擲。
もうスキルは全部を起動させてる。
振り向いたゴブリンの左肩に命中。
少しよろけたぐらいで倒せてはいない。
それでいい。
そのまま通り過ぎながら雑に右手だけで
足切りして左手で側頭部に裏拳を食らわして
更に付けてやった。
最初の投石と左の裏拳で、
俺の垂れ流した血をべったりマーキングした。
そのままそこら辺の民家に残りの投石を掴んで
傷口にこすり付けてバラまいた。
嗅覚が良い事は確かなんだ。
気休め程度になってくれ。
「悪いゴブ太郎!俺たちの為に囮になってくれ!」
ラノベの悪役みたいな捨て台詞でごめんな?。
急いでるから、達者でな。
橋に近づくと後方でクソデカい音がした、
少し振り向くと、
足を怪我した分の速度を補う為か民家を突っ切
って、
動けなくなったゴブ太郎を壁ドンしたボタン野郎
が見え、目が合った。
「最悪」
石橋の手すりに左手を突きながら走っていたが
、中腹ほどで足が上がりきらず、
少しの段差で転んでリュックの中をぶちまける。
「だましだましで来たけど」
ただでさえ怪我した状態でフォームが悪いのに
、
魔力の爆発を足裏で起こして走る付け焼刃の
ツケが来た。
橋越えても追いつかれる。やるしかねぇ。
俺は目の前に転がるそれらを掴んで、
適当に口の中に、なるべく入れた。
口の中が草で切り傷だらけにな
るけど構わず飲み込む。
胃が縮み上がって喉が抗議する。
奥歯が軋む音が自分の体にだけ聞こえた。
チロの視線が背中に刺さるから、飲み干す。
「大丈夫だチロ、お腹が減って転んだだけだ。
これで魔草の違いが分かる男になったから一緒に
探せるぞ」
味? ・魔力草:苦い ・下級薬草:
不味い ・止血草:青臭い
良薬口に苦し、 全部苦かったし不味かった。
効いてくれよ、今すぐ頼むから。
正面から音が鳴り響いて近づいてくる。
比例するように深緑の陰と黄色い二つの目が光を
残しながら迫る。
立ち位置を調整して前を見据えるが、
わき腹を抉られた時の恐怖と痛みが、
まだ再生してない肉の代わりに体の中に居座って
いる気がする。
「バカが…」
ここでやっぱり体が動きませんでしたで
終わるのか?
俺の次はチロが食べられんだぞ。
無くなった血肉の代わりに想像力まで落として
きたのか?
膝が震えるのが怖い。怖さに気づいた瞬間、
脚が自分の物じゃないみたいに思えてきた。
『バカがッ』
自分の中のスイッチを入れる。
自分の弱さが嫌になる、
だから怒りを生み出せる。
体の中心から怒りと一緒に魔力で、
自分の全部を塗り替えろ。弱気は要らない、
弱い自分もいらない。
《武器の心得》で体の制御を、
《観察の心得》で相手の踏み込みや呼吸と
狙う場所。
《オートリペア》で腹の中の不味い魔草を燃料に
、消耗した血肉やスタミナや魔力を補う。
最後に身体強化を隅々に回して仕上げ。
構えは懲りずに右下斜め切り上げ。
狙いも懲りずに受け流し。
逆立ちしたって打ち合って勝てる相手じゃな
い。だからって諦めない。
「フゴッフゴッブゴォ!」
奴と距離が近づき表情が良く見える。
奴のあざけりが見える気がした。
俺の表情は眉間に皺が寄って顔色が悪い。
さぞ無様な表情に見えてるのだろう。
「舐めんなよ、クソボタン」
俺の腹抉った時と同じ構えを見て味締めやがった
な。
3回見て、痛みと一緒にお前の動きは目と
《観察の心得》に焼き付いてんだ。
目にもの見せてやんよ。
右下切り上げを奴の顎下に充てる間合いで振り始める。
顔を右に振って躱しつつ次は俺の右わき腹か?
人類舐めんなよ。
そのまま切り上げをわざと空振り、
足裏の魔力爆発の応用で右手と左手の内側で
魔力を爆発させて、
左手にヘッド側を右手に柄尻側を
バトンタッチさせるように持ち手を変え、
ヘッドの先端を奴の左の牙に沿うように当てる。
ヘッドと接触した部分を力点、
柄の中間に添えた左手が支点、
右手の柄尻が作用点、を作り、
奴から教わった魔力の集中の破壊力を、
斧のヘッドと両手両足に出力。
「更に!!」
牙が柄と擦れる悲鳴を上げながら、
左手の支点に迫る瞬間に右足を奴の方向に
半歩踏み込み重心を崩す。
相手のスピードを生かして、
可能な限り最低限のフォームで逸らす。
顔の真横を列車が掠めていったような
錯覚をした。
踏み出しと同時に斧を手放し、
奴と俺の間に右肩を滑り込ませる。
右足が踏みつぶされた音がしたが、
痛がるのは後だ。
そのまま自分の背中の右肩甲骨から背骨までの
背中の面で、
地面反力と全体重を奴に押し付けて
更に誘導してやる。
左後ろ足切れてっから、
踏ん張り効かねぇだろ!!
「下まで落ちろや!!」
最後に接触した背中のインパクトの瞬間魔力を
爆発させ、重心を完全に崩してやった。
頭から自分が予想しなかった方向に突き進んだ
ボアは、
石の手すりを自慢の牙で粉砕しながら
減速せず、目の前から鳴き声を残して消えた。
粉が舞って視界が白い膜みたいに霞む。
砕ける音だけが、
耳鳴りの後ろから遅れて追いついてきた。
「まだだろ」
普通のイノシシだって、
正面から車に轢かれても生きてる時がある。
あの化け物ボタンが完璧に死んだとは
言いにくい。
歩きづらいが、右足は見るなよ、俺。
落ちてる斧を杖代わりにして、
そのまま橋の下を見ると、
ボタンは横倒しになっていた。
けれど流石はまだ生きていた。
四肢をばたつかせ、生にしがみついているが、
落下で足を痛めたのか立ち上がれずにいた。
上から見ていると、
ボタンを通り過ぎた川の水が、
おびただしい量の血液を奪い去って下流に流れて
行くのが見えた。
赤い帯が川面に伸びて、
橋の陰に吸い込まれるみたいに細くなっていく。
それでも安心できない。
ここでもし、うち漏らしたら次は殺される。
やるしかない。
「考えてる時間ない、行くぞ」
深呼吸する。
頭は固すぎて論外。
狙うのは、首元。
頭と胴の境目。
暴れるたびに沈み、
まだ浮くその一点だけを見た。
目標地点を見定めて、
最後にもう一度息を吸って、その場で軽く飛ぶ。
外したら石に叩きつけられるのは俺だ――覚悟を決めろ。
落下を開始する。
身体が落ちる。耳元で風が鳴る。
斧を両手で握り、
頭上に構え、両足を前後左右に開きバランスをとり準備する。
シンプルな切り下ろしの構え、
両手斧の一番威力と隙がある一撃。
だから視線は離さなかった。
だってあいつも見てる。今日何度、
目が合っただろう。
黄色い目が合うと、
必死に自分の顔を俺に対して正面に向けようと
しているのか、
浮き沈みして起こそうとしている。
今日、奴から教わった技を使い、引導を渡す。
落下の重さが、肩から腕へ流れ。
斧の頂点に力が集中する。
奴の牙のように身体強化を応用した魔力の集中に
よる暴力の塊が、狙った首元へ吸い込まれる。
首筋の毛が逆立つのを見ながら、
刃先だけが妙に遅く落ちる錯覚を感じた。
鈍い音がした。
石を割ったような、骨に届いたような、
重い手応え。
衝撃が柄を通って両腕に跳ね返り、
体の中で何処かの骨がいかれた音がして、
膝が崩れかける。
だが、斧は弾かれなかった。
イノシシの巨体が一度だけ大きく震え。
「ブォ」
空気が抜けるような鳴き声と一緒に、
最後に目が合った気がした。
交代するように上でチロが鳴く声がする。
「上出来だろ…川が浅くて助かった」




