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さよならの夜 作者:中川あき
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Ⅳと1/2

「らっしゃい!どっちのりんご飴にするかい?」
「小さいの2つで」
「じゃあ200円だね。1人で2個買って行くなんて、誰かにおつかいでも頼まれたのか?」
「まぁ、そんなとこです。どうせ買うなら恋人の分も一緒に、と思って」
「そうかい!末永くお幸せにね!恋人といつまでも一緒に居られるように、おまじないをかけておいたよ」
「……ありがとうございます……」
「……おや、どうしたんだい?」
「いえ、なんでもないんです」
「そうかい?ならいいけど……おっと!お釣りを忘れてるよ!ほい、300円!」
「すみません。ありがとうございます」
「はいよ!落とさないように気をつけな!」
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